【諏訪圏工業メッセ】下諏訪ならではの温泉ストーブとは 画像 【諏訪圏工業メッセ】下諏訪ならではの温泉ストーブとは

インバウンド・地域活性

 温泉ストーブ(ONSEN STOVE)という一風変わった暖房機器が、「諏訪圏工業メッセ 2015」の会場に展示されていた。ものづくり支援センターしもすわが支援を行い、ヤマネコクオリティー&デザインをコア企業としてシナノ企画が販売を手掛ける製品だ。

 シナノ企画の成田幸尋氏は「開発をメインでやってる者が、家庭で毎分1.8リットル捨てている温泉のお湯について、もったいないのでどうにかしたい、何かに使えないかということで考えたんです」と開発のきっかけについて説明した。

 下諏訪地域では、1000戸くらいが家に温泉をひいているという。この「温泉ストーブ」は、温泉水を流し、その熱をファン送風で送り出すもの。ブースのスタッフは、コストは1ヵ月毎日24時間使い続けていた場合でも、400円くらい。火事になる心配もないし、寝てる時もつけたままで大丈夫とアピールする。「ここらへんは暖かいというのではなく、寒くないというのが大切。うちの場合は室温が0度近くまで下がることがありますが、それが5~10度になってると、外から帰った時に随分違います。また、朝起きて台所で作業をしなければいけないとき、これがあると随分違います」(成田氏)。

 温泉ストーブは、暖房をこれだけでカバーしようというものではない。飽くまでサブとしてつけておくものだろう。もともと、地域の人たちは温泉をホースに通し、そのホースをぐるぐる巻いて暖房にしたり、何かを乾かしたりと工夫をしているケースも多い。床暖房にしてはどなのか?と聞いてみたが、「(温泉の種類にもよるが)目詰まりしてしまうので向いていません」。同社の製品の場合は、購入時にメンテナンス契約も結ぶようにしているという。

 価格は本体23万円、付属品が2万円。メンテナンス料は4年で5万円となっている。

【諏訪圏工業メッセ】下諏訪ならでは!「もったいない」から生まれた温泉ストーブ

《RBB TODAY》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 大都市で知られていない「高速バス」の成長

    大都市で知られていない「高速バス」の成長

  2. 地上からの掘削なしで地下に大空間、大成建設が新工法「リボルバー」

    地上からの掘削なしで地下に大空間、大成建設が新工法「リボルバー」

  3. 【地方発ヒット商品の裏側】町工場の技術が生んだ「魔法のフライパン」

    【地方発ヒット商品の裏側】町工場の技術が生んだ「魔法のフライパン」

  4. 富裕層インバウンドの法則その2

  5. 「日本一難しい解体工事」…渋谷・東急百貨店の解体現場を公開

  6. 【着地型観光:4】アウトドア体験に日本文化の魅力をプラス!

  7. 【ご当地キャラの仕掛人に訊く!】地域マスコットから国民キャラへ――ぐんまちゃん

  8. これもカープの勢い? 広島駅の周辺開発が活発化!

  9. 本日の新聞から:ロータリーエンジン、モーターショーで復活!

  10. 「恐怖の下り」判断を誤る…50キロのトレイルラン、記者が体験(3)

アクセスランキングをもっと見る

page top