水田の見回り代行します…水位など自動測定する農業システム発売 画像 水田の見回り代行します…水位など自動測定する農業システム発売

インバウンド・地域活性

 農業用ソリューションなどを手がけるベジタリアが、水田の水位や水温をモニタリングするシステム「水田センサ PaddyWatch(パディウォッチ)」をリリース。予約受け付けを開始した。

 PaddyWatchでは水田センサーを圃場に設置することで、水位、水温、温度、湿度といったデータを自動測定し、クラウド上にデータを記録するサービス。九州大学の南石教授が研究代表者として推進する「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業」の「農業生産法人が実証するスマート水田農業モデル(農匠ナビ1000)」でも採用。今年5月からは新潟市内約300箇所をはじめ、全国各地の水田に設置しての実証実験を行い、実績を上げてきた。

 利用者は専用アプリを使ってスマートフォンやタブレットからデータをチェックすることができる。定期的な見回りが必要なため、農場の大規模化と比例して大きくなる水管理のコストを、クラウド管理によって効率化する。従来の同社ICTに比べローコストで導入可能で、兼業農家など小規模農業経営者らもターゲットにしたシステムとなっている。

 水田センサーは乾電池1本で約1年間稼働。電源工事などを行わずに導入できる。センサの水位測定はミリ単位で行い、クラウドへのデータ送信はNTTドコモのSIMを使って行われる。

 このほか、アプリでは収集データのチェックに加え、天候のピンポイント予報も取り込むことで水管理を効率化。別途オプションで病虫害の発生状況予測や収穫時期予測といった機能も提供する。

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《こばやしあきら》

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