企業や自治体が遺伝子検査を健康推進に活用する時代……MY CODE 画像 企業や自治体が遺伝子検査を健康推進に活用する時代……MY CODE

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 最先端の遺伝子検査サービスを研究する東京大学医科学研究所と提携し、2014年4月に設立された株式会社DeNAライフサイエンス(本社・東京都渋谷区)。

 同社は遺伝子検査キット「MYCODE」(マイコード)の販売を同年8月に開始。東大医科学研究所との共同研究は、文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構が推進する「革新的イノベーション創出プログラム」で「ヘルスビッグデータを用いた健康長寿イノベーション」として選定されている。

 唾液を返送するだけで、疾患発症リスクを抑えるための参考となる情報が判明するという同社の遺伝子検査。今回、株式会社DeNAライフサイエンスの大井潤代表取締役社長に「MYCODE」と「健康経営の取り組み」についてお話を伺った。

 「遺伝子検査の役割は、病気の治療ではなく、個人の体質や“生まれ持った健康上のリスク”を調べるためのもので、健康に対する気づきを得られる事が大きなメリットなんですよ」と語る大井社長。

 現時点の健康状態を知る「検診」とは異なり、将来、病気が発症する可能性を知るサービスが遺伝子検査であるといい、大井社長は「人間の病気の発症ついては『遺伝3割、環境7割』と言われていますね」と語る。

 同社が「MYCODE」を提供するにあたり、最も重視しているのが「倫理」と「セキュリティ」。大井社長によれば、同社ではISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を導入し、「倫理」と「セキュリティ」に関する第三者委員会を設置。昨年9月に取得した外部認証機関による認証の基準を守り、サービスを運用しているという。

 これまでの検査実績は非公開であるものの「男女比は半々で、層としては30代から40代の男性が多い印象ですね」と語る大井社長。「MYCODE」では280種類もの検査項目があり、三大疾病(癌・急性心筋梗塞・脳卒中)をはじめとする「病気」と肥満や肌質といった「体質」に関する遺伝的傾向を知る事ができる。現在、フルパッケージである「ヘルスケア」のほか「がんパック」「ディスカバリー(「体質」と祖先のルーツ)」といった価格の異なるバリエーションがあり、今後も「目的に特化したパッケージをより一層出していく予定」だという。
《本折浩之/HANJO HANJO編集部》

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