明治神宮で薪能、2000人を魅了 画像 明治神宮で薪能、2000人を魅了

インバウンド・地域活性

 安藤ハザマが奉納協賛する第34回「明治神宮薪能」が12日、東京都渋谷区の明治神宮で行われた=写真。拝殿前の特設舞台で、仕舞「道明寺」「山姥」、狂言「止動方角」、能「羽衣」を上演。かがり火のたかれた荘厳な雰囲気の中、約2000人の観客が名人の芸に酔いしれた。
 増田正造武蔵野大名誉教授が演目を解説した後、東京国立博物館の佐藤禎一名誉館長と安藤ハザマの小野俊雄代表取締役会長が薪に火を入れ、舞台が始まった。
 大蔵吉次郎がシテを務めた止動方角は、主人の命で借りた馬が咳(せき)をすると暴れ、「止動方角」と唱えると鎮まると教えられた太郎冠者が、待ちかねた主人にしかられると、腹いせに咳をして主人を落馬させるユニークな作品。コミカルな馬の動きが観客の笑いを誘った。
 観世清和がシテを演じた羽衣は、「天女降臨」の伝説が題材。衣を見付けた漁師・白龍と天女との問答から、天女が衣を身にまとい、美しく空中を舞いながら天へと帰っていくラストに至るまでを優雅な舞と謡(うたい)で演じ、人間の純粋さや清らかさを表現した。

明治神宮薪能開く/安藤ハザマが奉納協賛/2000人を魅了

《日刊建設工業新聞》

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