東急不動産、中古マンションのリノベーション事業参入 画像 東急不動産、中古マンションのリノベーション事業参入

インバウンド・地域活性

 東急不動産は、東京都心部の中古マンションを買い取り、リノベーション(大規模改修)した上で分譲する新規事業に乗りだす。初弾物件として、港区の六本木エリアにある築9年の賃貸マンションを分譲住宅仕様に改修し、販売を開始した。今後、都心区(港、千代田、中央、新宿、渋谷の各区など)内に限定して中古マンションの取得を強化し、年間1~2棟程度を手掛ける考えだ。
 リノベーション住宅の分譲事業は、新たなブランド「MAJES(マジェス)」の名称で展開する。物件の価値を高めるリノベーションに重点を置き、共用部(エントランスなど)はデザイン性や高級感を高め、専有部は購入者の希望に応じたプランを用意する。同社グループ全体で、建物管理や資産管理などを手厚くサポートし、付加価値を高める。
 都心部のマンションは最近、希少性が高まっており、用地の取得競争も激化している。そこで同社は中古マンション市場に着目し、分譲マンションへの転換を前提に都心部の優良物件を確保することにした。取得対象物件は「築15年以内で、構造など基本スペックに問題の無い物件に絞る」(一色圭リノベ・新規事業企画Gグループリーダー)という。
 初弾の「マジェスタワー六本木」=写真=の所在地は港区六本木7の6の18。既存建物はRC造地下3階地上27階建て延べ1万0008平方メートルの規模で、住戸数は83戸。鹿島の施工で06年に竣工した。リノベーション工事は、同社のグループ各社(共用部=東急コミュニティー、外構植栽=石勝エクステリア、専有部=東急ホームズ)が手掛けた。今後も「施工は基本的にグループで行う」(一色氏)としている。
 第2弾物件として、港区の元麻布エリアにある低層マンションを既に取得した。将来的にMAJESブランドで年間100億円の売り上げを目指す。

東急不/中古マンションのリノベーション事業参入/都心部で物件取得強化

《日刊建設工業新聞》

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