マンション管理組合向けに見積もり公募サイト開設 さくら事務所

インバウンド・地域活性

 不動産関連のコンサルティングサービスなどを展開するさくら事務所(東京都渋谷区、大西倫加社長)は9日、大規模修繕工事を検討しているマンション管理組合が、工事の見積もりを無料で公募できる専門サイトを開設した。施工会社は、サイトに掲載された見積もり公募情報を自由に閲覧し、管理組合に直接、見積もり参加を問い合わせることができる。老朽化により修繕や建て替えが必要なマンションが増加する中、管理組合と施工会社のマッチングに役立ちそうだ。
 専門サイトの名称は「大規模修繕チャンネル」。管理組合、施工会社ともに無料で利用できる。施工会社にとっては、日ごろの情報収集にも役立つ。
 掲載できるマンションの立地、規模、構造、工事概要などは問わない。約2週間の掲載期間内に見積もり公募を受け付けることができる。
 近年、老朽マンションの増加に伴って大規模修繕工事や建て替え工事の市場は拡大しているが、施工会社の適切な選定に不安を持っている管理組合が多いのが実情だ。さくら事務所によると、管理組合の中には、施工者選定をマンション管理会社にすべて任せた場合、その公正性や透明性を確保できるのか疑問視する声も多いという。
 同社は、大規模修繕チャンネルを、あくまで見積もり公募情報を交換する場とし、直接的には施工者選定に関わらないことで、より公正性・透明性が高く、管理組合が納得できる施工者選定を支援する。
 サイト内では、大規模修繕工事のポイントや発注方式、施工会社の選定方法についても詳しく解説している。施工者選定などで管理組合の意見がまとまらない場合などは、同社のコンサルサービスを有料で提供する。
 他社が運営する同様のサイトもあるが、大半が有料登録制だという。今後、管理組合や施工会社のニーズの高まりに伴って、マンション大規模修繕工事の関連サービス市場がさらに拡大していきそうだ。

さくら事務所/マンション管理組合向けに見積もり公募サイト開設/大規模修繕の施工者選定

《日刊建設工業新聞》

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