神奈川ベンチャー発の電動車いす、国内バスツアーで活用 画像 神奈川ベンチャー発の電動車いす、国内バスツアーで活用

インバウンド・地域活性

 エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が4輪駆動の電動車いす「WHILL Model A」を利用した国内バスツアーを発売する。急な坂道や砂利道など、車いすでは観光が難しかった場所での負担軽減に役立てる。

 この電動車いすは2012年に設立された神奈川県のベンチャー「WHILL」が開発したもの。24個の小さなタイヤで構成される独自開発の前輪を使うことで、その場で360度回転したり、7.5cmの段差も乗り越えられる。個人への販売のほか、複合施設やショッピングモールでも導入実績を持つとのことだ。

 WHILLを利用した国内バスツアーは業界初。病気や怪我、体力低下、介護者の負担などにより旅行を諦めていたユーザー層を取り込む狙いだ。

 今回はモニターバスツアーという形で、長野県・上高地、紅葉シーズンの伊豆・修善寺、福島の花見山公園を巡る3プランを提供。徒歩が必要な山岳地帯、急な坂道を伴うエリアなど、いずれのコースも従来は車いすでの観光が難しかった。ツアーでは各コース先着4台は無料で、限定台数を超えた場合は1台1万5000円の特別価格でWHILLを貸し出す。

 上高地のツアーは11月2日出発の1泊2日で11万円。伊豆・修善寺のツアーは11月19日出発の2泊3日で15万8000円、福島桜巡りは来年4月12日出発の2泊3日で12万6000円。

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《こばやしあきら》

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