奈良県香芝市・新ごみ処理施設建て替え、プロポーザル方式採用

インバウンド・地域活性

 奈良県香芝市と王寺町で構成する「香芝・王寺環境施設組合(美濃園)」は、老朽化が進むごみ焼却施設・粗大ごみ処理施設(香芝市尼寺615)の建て替えを計画している。PFIなど民間活力導入も視野に20年の完成を目指す考えで、7日から「新ごみ処理施設に係る施設基本計画・基本設計策定および生活環境影響調査等業務」の委託先選定手続きを開始した。公募型プロポーザル方式を採用し、15日まで参加意思確認書と参加資格要件書、30日まで企画提案書を受け付ける。11月2日にプレゼンテーション・ヒアリングを行い、同10日に1者を選定する。
 参加資格は、04年度以降に国や地方公共団体発注の一般廃棄物熱回収施設・リサイクルセンターに関する▽施設基本計画策定・施設基本設計業務▽都道府県(政令市含む)条例に基づく生活環境影響調査・評価業務-の元請履行実績を有することなど。
 現在のごみ処理施設(処理能力150トン/日、ストーカ方式)は82年7月の稼働から30年以上が経過し、老朽化が進んでいる。新ごみ処理施設は現施設の敷地内(1万4325平方メートル)に建設する。計画規模は熱回収施設が処理能力約120トン/日(約60トン/日×2炉)、リサイクルセンター(粗大ごみ処理施設)が処理能力約10トン/日。20年の完成を目標に事業を進めていく方針だ。
 業務内容は▽新ごみ処理施設基本計画策定業務(施設整備基本方針、施設規模・系列数の設定、環境保全目標の設定、処理方式の整理・検討、処理設備等計画、施工計画など)▽民間活力導入可能性調査業務(事業スキームの検討、リスク分担の検討、参入意向調査、事業手法の総合評価など)▽生活環境影響調査・評価業務(生活環境影響調査書の作成など)▽新ごみ処理施設基本設計策定業務(施設整備に関する基礎調査、見積もり徴集、最終発注仕様書の作成)▽技術支援業務-となっている。
 履行期限は17年3月30日だが、施設基本計画策定業務は15年度末までに完了する必要がある。委託費上限額は税込みで9600万円。

香芝・王寺環境施設組合(奈良県)/新ごみ処理施設基本計画策定等業務プロポ公告

《日刊建設工業新聞》

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