三菱マテリアル、インドネシアの製造体制を拡充…超硬ソリッド工具 画像 三菱マテリアル、インドネシアの製造体制を拡充…超硬ソリッド工具

海外進出

インドネシアに第二工場、日本にも新設備を導入
三菱マテリアル株式会社は、10月7日、約37億円を投じて、同社の超硬工具製造拠点であるPT.MMC Metal Fabrication(MMF)の第二工場を移転・新設すると発表した。

超硬ソリッド工具の製造能力を増強することが目的。

今回の移転・新設により、MMFの第二工場は、ソリッドエンドミルを年間74万本製造できるようになり、製造能力は現在の約2倍となる。加えて、年間生産量12万本規模のソリッドドリル製造ラインも新設する。

MMFの能力増強と同時に、岐阜にある製作所に、約4億円を投じ、最新鋭ドリル製造設備を導入し、製造体制の拡充を図る。

両設備の稼働開始は、ともに2016年10月頃になる見込み。

今後、インドネシアのMMFは汎用製品を製造し、日本の岐阜製作所と明石製作所は、それぞれ超硬ソリッドドリル、超硬ソリッドエンドミルのマザー工場として棲み分けをする。

超硬ソリッド工具とは
超硬ソリッド工具は、自動車や航空機などの輸送機器や医療器具などの各種精密機器において、金属部品の穴あけ、溝掘り、側面の削り出しなどの加工に不可欠な製品。

ドリルやエンドミルには、刃先だけが超硬の製品もあるが、超硬ソリッド工具は軸部までが超硬一体型であることが特長だ。

近年は、最終製品の軽量化や機能性向上を目的として、CFRP、チタン、超耐熱合金などが使われるようになってきており、部材の多様化・難削化や、加工形状の複雑化により、顧客ニーズへの迅速な対応、安定した製造体制の構築が事業戦略上の課題となっているという。

拡大成長中の超硬ソリッド工具市場 グローバル競争力を強化しシェア拡大へ
超硬ソリッド工具市場は、航空機産業などの成長に伴い、世界的に需要が拡大している分野だ。

同社は、インドネシア工場に汎用製品の製造を任せることで、日本にある2カ所の製作所において難削材向けをはじめとした高付加価値製品に注力し、超硬ソリッド工具市場のシェア拡大を図りたい考えだ。

(画像はプレスリリースより)

三菱マテリアル 総額40億円以上を投じ超硬ソリッド工具の製造体制を拡充

《インドネシアニュース》

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