田畑の温度など自動測定、独自マニュアル作成するシステム発売 画像 田畑の温度など自動測定、独自マニュアル作成するシステム発売

IT業務効率

 ソフトバンクグループでIT関連の事業を展開するPSソリューションズ(株)(東京都港区)は、田畑や園芸施設の温度や湿度、日照量などをセンサーで測定し、リアルタイムで見られる他、インターネット上のクラウドに農作業日誌のように蓄積し、次回作以降の栽培に役立てられるシステムを発売する。蓄積したデータと同社が用意した栽培体系を組み合わせて、農家が独自の栽培マニュアルを組み立てられる機能も備えている。

 東京都千代田区で7日、発表した。システムは(株)日立製作所(東京都千代田区)の技術を活用し、「e―kakashi」の名で14日から販売する。

 システムは、圃場(ほじょう)に置いて環境データを測定する子機と、子機のデータを携帯回線を通じてインターネットに送る親機から成る。センサーで温湿度、土壌水分、日射量などを測定。親機、子機ともに電池で動き、設置や移動が簡単にできる。測定データは、スマートフォン(多機能型携帯電話)やタブレット端末でも閲覧できる。

 農家が栽培マニュアルを独自に作って保存できる「ekレシピ」という機能を備えている点が特徴。同社が公開している水稲、イチゴ、トマト、かんきつ類の基本的な栽培体系を、自分の圃場データに合わせて編集し、独自の栽培マニュアルを作れる。将来は組み上げたマニュアルを他者と共有できるようにする計画だ。年間500セットの販売を目指す。同社は「農家の技術を残すには、栽培のマニュアル化が必要。営農指導や技術継承での同システムの導入効果は大きい」と話す。 
日本農業新聞

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