東急建設、現場に女性専用休憩スペース開設…シャワー室など完備 画像 東急建設、現場に女性専用休憩スペース開設…シャワー室など完備

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 建設現場に女性専用の休憩スペースが誕生-。東急建設が施工を担当している東京・渋谷駅の南側に超高層ビルなど複数棟を建設する「渋谷駅南街区プロジェクト」の敷地内に7日、女性が安心して利用できる休憩所が開設した。2棟のうち1棟の2~3階を完全な女性専用エリアとし、女性の視点からの設備や工夫を導入。パウダールームやシャワー室などを設け、若者の街・渋谷という場所柄、仕事を終えた女性技術者・技能者が身支度を整えて買い物や食事を楽しめるようにした。
 女性専用の休憩スペースは「南街ステーション」(渋谷区渋谷3の23)という名称。休憩室は土足のまま利用する2階と靴を脱いでくつろげる3階の2種類があり、いずれも30人程度が一度に利用できる。
 ロッカーやキッチン、トイレなど充実した設備が特徴。テーブルやクッションなどインテリアも細部までこだわった。男性作業員との共用ではないことで、女性が安心して利用できる。
 1階の共用売店には、小さなサイズの軍手や靴下のほか、メイク落としなど女性向けの商品をそろえている。
 建設現場では、簡易トイレや折り畳み式のテーブル、椅子など簡素な休憩設備が一般的で、男女が共同で利用するケースも少なくない。同社では「ここまで高機能の女性専用の休憩スペースは業界で初めてではないか」としている。
 渋谷駅南街区プロジェクトは、東京急行電鉄が東急東横線の旧渋谷駅地上駅舎から伸びる線路跡地を中心とした一帯(約7100平方メートル)を再開発する事業で、7月21日に起工式を行った。設計は東急設計コンサルタント、施工は東急建設・大林組JVが担当。18年夏の完成、同年秋の開業を目指す。
 この現場では、女性技術者・技能者で構成するなでしこ工事チーム「南街こまち」(発足時7人)が活躍中。渋谷駅周辺で進む複数の再開発事業に携わる女性技術者・技能者にも南街ステーションを開放していく。
 7日に開所式が行われ、飯塚恒生社長をはじめ、住田洋常務執行役員渋谷開発支店長、東京急行電鉄の西澤信二統括部長らがテープカットし、オープンを祝った。
 飯塚社長は「これからの時代、建設業は女性が普通に活躍できる産業であり企業でなければならない。この現場は若者の集う渋谷の街の中心地にあり、若者に建設業のいろいろな職種やものづくりの楽しさなどを積極的にアピールする場になってほしい」と期待を語った。

東急建設/現場に女性専用休憩スペース開設/渋谷駅南街区再開発で、シャワー室など完備

《日刊建設工業新聞》

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