施工現場全域を3次元で再現する コマツがシステムを開発 画像 施工現場全域を3次元で再現する コマツがシステムを開発

IT業務効率

 コマツは6日、ICT建機に搭載した二つのカメラ「ステレオカメラ」とクラウドシステムにより、施工現場の全エリアを3次元(3D)データで再現できるシステムを世界で初めて開発したと発表した。同社は、工事の工程全体を情報通信技術(ICT)で管理して生産性の向上を目指す「スマートコンストラクション」事業に力を入れており、建機を使用する建設会社に積極的にアピールしていく。
 開発したシステムは、同社が提供するクラウドプラットフォーム「KomConnect」とICT建機に搭載されているステレオカメラを利用して車体周辺の地形を常に高速、高精度に計測。計測した地形データをリアルタイムにクラウド上に送り、3D化する。ステレオカメラ搭載のICT建機が現場に1台あるだけで、他社製の建機で施工した箇所も計測できる。
 スマートコンストラクション事業は15年2月から国内でレンタルを中心にサービスを開始し、ICT建機の導入現場数は1000カ所に上るという。
 同日、千葉市美浜区のコマツレンタル美浜機械センタで、ステレオカメラを搭載したICT建機を利用した施工の様子や現場の現況把握に使われる小型無人機(ドローン)のデモンストレーションなどが行われた。スマートコンストラクションの担当者は「2月に事業を開始してからは順調な滑り出しだ。これからも技術を進化させて生産性の向上に寄与していきたい。当面は国内でのレンタルを通して現場に提供し、ノウハウの蓄積や技術改善に努めたい」としている。

コマツ/スマートコンストラクション事業を強化/施工現場全域を3次元再現

《日刊建設工業新聞》

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