ジョンソン日立空調が始動、売上規模5250億円を目標 画像 ジョンソン日立空調が始動、売上規模5250億円を目標

マネジメント

 米ジョンソンコントロールズ、日立製作所、日立アプライアンスの3社が1日に設立した空調システム事業の合弁会社「ジョンソンコントロールズ日立空調」のフランツ・サーウィンカ最高経営責任者(CEO)が5日、都内で記者会見し、今後の事業方針を説明した。サーウィンカCEOは「それぞれが持つ製品群と販売網、ブランド力を融合し、シナジー(相乗効果)を発揮できること」を新会社設立のメリットに挙げた。現在の売り上げ規模3500億円を、2020年までに1・5倍の5250億円に拡大するのが目標だ。
 新会社は、日立アプライアンスが手掛けていたビル用マルチエアコンや業務用・産業用空調システムなどの空調事業の国内向け開発・製造と海外向け製造・販売・サービス部門を継承した。出資比率はジョンソンコントロールズ60%、日立アプライアンス40%。
 今後は、日立製作所製のビル用マルチエアコンや高効率チラー(熱源機)に加え、ジョンソンコントロールズのビル向け空調システムなどの製品群を、アジア、欧州、南米といった24の製造拠点で設計・製造する。
 サーウィンカCEOは「ジョンソンコントロールズと日立グループの販売網を相互補完できるのが強み」と強調。海外事業では、ジョンソンコントロールズが保有する北米の幅広い販売ネットワークを活用し、日立製作所製の最新ビル用マルチエアコンを展開する方針を示した。
 国内では、日立グループと連携して、ジョンソンコントロールズのビル向けの空調システムを拡販していく。中国や中東など、成長ポテンシャルの大きい地域でも事業拡大を目指す。
 製品技術への投資も加速。ジョンソンコントロールズと日立の両製品を国内外でさらに普及させるため、主に製品のローカライズに取り組む。
 同席した飯塚愼一最高執行責任者(COO)兼社長は「市場規模の大きい海外はもちろん、国内でも成長を見込んでいる。国や地域を問わず、成長が見込める市場で存在感を発揮していきたい」と述べた。

ジョンソン日立空調が始動/売上規模5250億円目標/シナジー発揮、世界で攻勢

《日刊建設工業新聞》

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