千葉市、「海辺のグランドデザイン」素案まとめる 画像 千葉市、「海辺のグランドデザイン」素案まとめる

インバウンド・地域活性

 千葉市は、稲毛・幕張海浜エリアと周辺市街地の活性化に向け「海辺のグランドデザイン(素案)」をまとめた。海辺のエリアを特性に応じて5ゾーンに分け、それぞれの施設整備の方向性を盛り込んだ。デザインに沿った街づくりの推進を目指し、市民や企業・団体・行政で構成する「海辺のまちづくり連絡協議会(仮称)」の設置も検討する。計画期間は今後詰める。11月末の策定を目指す。
 対象となるのは、海辺エリア(220ヘクタール)とその周辺の幕張新都心や海浜ニュータウン稲毛・検見川地区の市街地(660ヘクタール)を合わせた880ヘクタールの地域。
 このうち、いなげの浜、検見川の浜、幕張の浜の三つの人工海浜(延長4・3キロ)と、稲毛海浜公園(敷地面積83ヘクタール)、幕張海浜公園DEFブロック(42ヘクタール)がある海辺エリアを、立地する施設の特性に応じて五つのゾーンに分類。ゾーンごとに、新たに導入する機能や施設の方向性を固めた。
 プロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地「QVCマリンフィールド」があり、サッカー日本代表の練習施設も建設予定の「ボールパークの海辺ゾーン」には、プロムナードや海上レストラン、リラクセーション機能を持つ商業施設などを整備。浜や公園をつなぐ「プロムナードの海辺ゾーン」には歩行者・自転車用のボードウオークなどを設置する。
 このほか、「マリンスポーツの海辺ゾーン」では、ゾーン内にある稲毛ヨットハーバーの拡充とスポーツ支援施設の整備を進め、マリンスポーツの大会誘致などに取り組む。
 「歴史の海辺ゾーン」には、明治時代の海岸風景の再現を図り、宿泊機能を持つ日本建築を整備。展望台や歴史的モニュメントも設置する。「ファミリーレジャーとスポーツの海辺ゾーン」には既存の稲毛海浜公園プールの改修に合わせ、屋内施設の一部をフットサルなどのインドアスポーツ施設に転用する。
 市は、デザインの具体化に向け、民間活力の導入や既存ストックの活用、活性化に取り組む団体の支援拡充などを実施する方針だ。

千葉市/稲毛・幕張海浜グランドデザイン素案/5ゾーンに分けまちづくり

《日刊建設工業新聞》

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