【回転窓】ラグビーW杯開催国の責任

海外進出

 あの日から、日本国内のラグビー人気に陰りが生じた。1995年6月4日。ラグビーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本がニュージーランドに145対17で大敗した日だ▼既に決勝トーナメント進出を決め、控え選手主体の相手に実力差を見せつけられた。その大会でニュージーランドと激闘の末、優勝を遂げたのが南アだ▼南アにも、アパルトヘイト政策で国際試合に出られぬ低迷時代があった。一変させたのは大統領だったネルソン・マンデラ氏だ。黒人と白人の融和を図りながら代表チームを強化。白人のスポーツだったラグビーを変革し、すべての国民が応援する素地を作り上げた。南ア大会では、勝ち進むごとに国民が熱狂。W杯初出場だったにもかかわらず、優勝することで大会を盛り上げ、開催国の責任を果たした▼先日、W杯英国大会で日本が南アを破ったことで、日本国内でも再びラグビー人気が。だが、熱しやすく冷めやすいのが日本国民▼英国大会での成績にかかわらず、4年後には日本にラグビーW杯がやってくる。国民を挙げて開催国の重い責任を果たさなければならない。

回転窓/ラグビーW杯開催国の責任

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

海外進出 アクセスランキング

  1. 「日本流タクシー」がフィリピンで成功した理由

    「日本流タクシー」がフィリピンで成功した理由

  2. NEC、光海底ケーブル敷設プロジェクトを受注

    NEC、光海底ケーブル敷設プロジェクトを受注

  3. 【養殖モノを海外で売る!:1】ホタテの次に来そうな魚介類は?

    【養殖モノを海外で売る!:1】ホタテの次に来そうな魚介類は?

  4. 【国産家具を世界へ!:3】中国・韓国市場は高級家具で勝負!

  5. 不況のタイ、しかし「どこに行っても中国人」は変わりなし

  6. NZリンゴがスーパー席巻、本末転倒!?

  7. パックご飯が欧米で人気沸騰中!

  8. 【国産家具を世界へ!:1】日本だけの“ストーリー”をデザインする

  9. ライト工業がベトナムに合弁会社を設立、地盤改良で事業展開

  10. 日本発、「ピコ太郎」がアジアを席捲!

アクセスランキングをもっと見る

page top