三菱重工、マレーシアでMLFF方式ETCの実証試験開始 画像 三菱重工、マレーシアでMLFF方式ETCの実証試験開始

海外進出

2018年運用に向けて技術蓄積
三菱重工は10月1日、マレーシアで、マルチレーン・フリーフロー(MLFF)方式ETCの実証試験を開始した。

MLFF方式とは、複数車線を減速せずに走行する車両に対し課金できるシステムで、同社では渋滞問題の解消に向け、2018年の実運用を目指している。同日の記念式典には、両国の政府関係者や高速道路事業者幹部など約200人が列席した。

実証試験では、マレーシアのナンバープレートに合わせたチューニングや、多様な気象条件でのデータ収集等を行い、更に2016年には実際の高速道路における、モニター車両による実証で各種技術を蓄積していく。

MLFFの技術による、駐車料金の支払い、自動車税管理の効率化など高速道路課金以外のITS(高度道路交通システム)アプリケーションへの応用も検討していく予定だ。

地元ITS関連企業との協業
今回の取り組みは、マレーシア政府の協力のもと、同国のITS関連企業であるタッチアンドゴー社(Touch'n Go Sdn. Bhd.)およびクアトリズ社(Quatriz System Sdn. Bhd.)との協業。マレーシア政府は、2018年のMLFF導入をすでに決定している。

3社は2013年に、ITS事業推進で協業していくための覚書(MOU)を締結している。東南アジア有数の有料道路大国であるマレーシアで、市場開拓を目指す三菱重工と、ITS分野で同社が持つ先進的な技術に期待する地元2社の思惑が一致した形だ。

今年9月に三菱重工は、外国籍企業としては初めて、マレーシアのITS発展のため設立されたITSマレーシア(会長:ダト・イスマイル高速道路庁長官)への加盟が認められた。

同社は、今回の実証試験を通じて、マレーシアのITS事業発展に貢献することで、同国での安全快適な交通環境の実現に貢献していきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)

三菱重工 MLFF方式ETCの実証試験開始 2018年実運用目指す

《マレーシアニュース》

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