兵庫県尼崎市、武庫3住宅2期建替のPFI実施方針公表

インバウンド・地域活性

 ◇16年1月入札公告へ
 兵庫県尼崎市は1日、PFI法に基づき「市営武庫3住宅第2期建て替え事業」の実施方針を公表した。武庫地区にある3団地のうち、宮ノ北住宅(西昆陽3)を現在地で建て替え、570戸の市営住宅や公園などを整備する計画。16年1月に特定事業に選定し、総合評価一般競争入札を公告する。同2月下旬から入札参加表明、4月中旬に入札書類をそれぞれ受け付け、6月下旬に落札者を決定する。事業方式はBT方式を採用。16日に宮ノ北住宅集会所で実施方針に関する説明会を開く。
 事業用地は宮ノ北住宅の敷地5万0871平方メートル。現在は30棟987戸を管理しているが、建て替え後は570戸に減らし、2期計画で半分ずつ整備する。その後、既存住棟の解体や道路、公園を整備するとともに、4カ所の余剰地に一戸建て住宅や生活利便施設、高齢者支援施設の建設用地を造成する。
 住戸タイプは1DK(面積約36平方メートル)から3DK(60平方メートル未満)まで6タイプを設定。階数は8階建て以下、建て替え後の敷地面積は2万2000平方メートル以下、570戸の専用面積の合計は2万7500平方メートル以上にする。206台の平面駐車場を確保し、公園は5000平方メートル程度。道路の新設や歩道の再整備も行う。
 事業範囲は、既存住宅の解体設計・工事、市営住宅の設計・工事、余剰地の敷地整備、入居者移転支援など。17年6月ごろまでに1期工区の既存住棟を解体し、18年9月ごろまでに1期の住棟を完成させる。2期の住棟は20年6月ごろまでに建設する。その後、21年5月ごろまでに余剰地の整地や公園や道路などを整備する。
 入札参加者は、設計と建設、工事監理の各社と移転支援会社で構成し、設計会社は市に建築一般または意匠で登録し、過去10年間に6階建て以上延べ6000平方メートル以上、住戸数100戸以上の共同住宅新築工事の設計実績があることなどが条件。建設会社は市内に本店を置く者を含む2~3者のJVで、経審の建築一式の総合評定値が市内業者は900点以上、市内に支店や営業所、工場を置く者は1100点以上、それ以外は1300点以上など。
 学識者らで構成する審査委員会が、事業の実施体制や施設計画、施工計画、入居者移転支援の実施計画などを評価し、価格点(100点)と技術評価点(100点)の合計点で落札候補者を選定する。16年8月中旬に仮契約、同10月上旬に事業契約を結ぶ。

兵庫県尼崎市/武庫3住宅2期建替/PFI実施方針公表

《日刊建設工業新聞》

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