馬事公苑、再整備へ…東京五輪での使用に向け 画像 馬事公苑、再整備へ…東京五輪での使用に向け

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 日本中央競馬会(JRA)は、2020年東京五輪の馬術競技会場となっている「馬事公苑」(東京都世田谷区)の再整備工事に着手する。メーンアリーナや厩舎(きゅうしゃ)などの既存施設が五輪競技会場としての基準を満たしていないことから、16年1月から五輪開催までの間に新たな施設・馬場を整備する。設計・施工者選定に当たっては、設計・施工一括発注方式を採用。1日に入札手続きを開始した。
 1日に「馬事公苑整備工事」の一般競争入札(WTO対象)を公告した。総合評価方式を採用する。申請書の提出は11月2日まで施設部施設総務課への持参で受け付ける。入札は12月10日、開札は同24日に実施する。
 入札には設計・施工業者単体か、設計業者と施工業者による連合体が参加できる。連合体の構成員は、設計担当が1者、施工担当が1者か2者JVが条件。設計業者は、建築関係コンサルタントの総合数値が80点以上、施工業者は構成員を含めて建築一式工事の客観点数が1700点以上が必要となる。設計と施工いずれも、7000席以上の観覧席を持つ屋外スポーツ施設、延べ床面積5000平方メートル以上の屋内スポーツ施設を1995年以降に完成させた実績を求める。
 馬事公苑の所在地は東京都世田谷区上用賀2の1の1。約18ヘクタールを超える広大な敷地を持つ。馬関連の施設としては、屋外のメーンアリーナ(760人収容)とグラスアリーナ(1690人収容)、屋内のインドアアリーナ、厩舎複数棟がある。
 東京五輪では、馬術競技(馬場馬術、障害馬術、総合馬術)が行われることが決まっている。しかし、既存施設は老朽化が進んでいるほか、国際馬術連盟が定める五輪競技施設としての基準を満たしていない。同連盟の基準によると、メーンアリーナには最低で1万4000人分の観覧席が必要。厩舎の広さも明確に定められているほか、検疫施設の充実やパラリンピックに備えた施設のバリアフリー化なども実施する必要があるとみられている。
 入札に当たっては、参加者に見積書の提出を求め、予定価格作成の参考とする。工期は16年1月7日から20年3月31日まで。一部施設(管理センター、厩舎の一部、馬場の一部など)は19年5月30日までに竣工させ、それ以外は19年10月31日までに竣工させるとしている。

JRA/馬事公苑整備(東京都世田谷区)WTO入札公告/DB方式、12月24日開札

《日刊建設工業新聞》

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