ASEAN化粧品市場は拡大基調、日韓欧米ら参入で競争激化 画像 ASEAN化粧品市場は拡大基調、日韓欧米ら参入で競争激化

海外進出

ASEAN化粧品市場調査
矢野経済研究所は、ASEAN主要5か国の化粧品市場に関する調査結果を発表した。経済成長による個人消費の拡大や人口増加により、今後も市場は拡大基調で推移すると予測しているが、同時に競争環境は激化するとみられている。

調査対象は、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、そしてマレーシアの5か国。対象となる化粧品はスキンケア化粧品、メイクアップ化粧品、ヘアケア化粧品、フレグランス化粧品で、調査要綱は以下のとおり。

 1.調査期間:2015年5月~9月
 2.調査対象:化粧品メーカー、小売店、業界団体等
 3.調査方法:同社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、店頭調査、ならびに文献調査併用
(プレスリリースより)



ASEAN主要5か国の化粧品市場規模は小売金額ベースで、前年比106.3%の1兆490億1,700万円。中間所得者層や富裕層の増加により、今後も拡大傾向と考えられるが、欧米系企業、日系企業、韓国系企業ともに、ASEAN 諸国に経営資源を重点的に投資しているため、競争は激化している。

化粧品でもハラール認証
マレーシアについては、その化粧品市場規模は前年比102.8%の1,055億1,000万円。他の4か国は中間所得層が主たる消費者であるのに対し、マレーシアでは今後も富裕層が消費の中心になると考えられている。

東南アジアでは中間所得層に対し、その需要にみあった価格帯の商品を開発していくことが求められているが、マレーシアにおいてはより品質とブランディングが重要であるかもしれない。

今回の調査ではASEAN市場への訴求ポイントとして、特に日系メーカーの強みである美白技術と高品質、そしてアジア地域におけるトレンド発信拠点である‘TOKYO 発’を挙げている。

またイスラム教徒が人口の6割を占めるマレーシアでは、ハラールへの対応も重要な差別化要因、商品価値となりうるとしており、化粧品においてもハラール認証の取得が重要な選択肢として浮上している。

(画像は矢野経済研究所HPより)

ASEAN化粧品市場は拡大基調だが競争激化

《マレーシアニュース》

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