コシヒカリに代わる米の新品種「新之助」、新潟県が開発 画像 コシヒカリに代わる米の新品種「新之助」、新潟県が開発

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 新潟県が開発した米の新品種の名称が「新之助」に決定した。2017年度から一般販売が始まる予定だが、新潟県内および首都圏の和食店「静香庵」では今年10月から先行提供される。

 平成以降、新潟県ではコシヒカリの作付面積が急速に増加し、現在では作付面積の70%を占めるようになっている。コシヒカリの消費者人気の高まりがある一方で、1品種に集中することで県内の米の栽培時期が重なり、天候などの災害が起こった際に被害が増大することや、収穫時期が集中することで生産コストが増大することが課題となっていた。

 新品種・新之助は、こうした背景を受けて2008年から新たな「新潟の顔」となるべく開発が進められていた。炊飯時の米の輝きが7割程度味と相関関係があるというデータから、米の輝きに着目して株を選定。コシヒカリとは異なるおいしさをめざしたという。

 新之助は、中生のコシヒカリより収穫時期が遅い晩生の品種。晩生種は収穫期前の暑さを避けることで品質が安定しやすい特徴がある。開発途中の2010年には酷暑が襲い、コシヒカリなどの県産米の品種低下があったが、新之助は品質低下がなく、暑さに強い品種であることが確認されている。

 静香庵の新潟2店舗および東京・表参道の店舗では10月13日よりランチタイムに、一般流通に先行して提供を開始。通年で新之助が食べられる。また、新潟県内の「日本料理 行形亭」など2店舗や、東京都内の料理店10店舗では10月中旬頃から期間限定で先行提供される。提供時期など詳細は、新之助の特設サイトに掲載中だ。

 このほか、10月22日・23日に開催されるミラノ国際博覧会にも出展予定。コシヒカリとともに国内外にPRする。

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《こばやしあきら》

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