ブリヂストン、低層建築向け免震ゴム開発…導入コスト25%軽減 画像 ブリヂストン、低層建築向け免震ゴム開発…導入コスト25%軽減

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 ブリヂストンは、3~5階建ての低層建築物向けの免震ゴムを開発した。高層ビルなどに比べ重量が少ない建物に対し、免震機能を十分発揮させるため柔らかいゴムを採用。同社の高減衰ゴムとしては、最も低い弾性を備える。必要な強度を維持しながら、取り付け部(フランジ)をコンパクト化したのも特徴で、従来品に比べ導入コストを約25%低減できるという。今月販売を開始した。
 免震ゴムは、建物の各柱の下に設置することで建物全体を支え、地震発生時に揺れのエネルギーを吸収する。免震ゴムが機能するには、免震ゴムにかかる各柱からの荷重がある程度必要とされる。このため、建物が軽く、各柱からの荷重が小さい低層の建物には、従来の免震ゴムを採用することが難しい。
 低層の建物には、病院や介護施設などが多い。そうした施設の安全性を高めるために新型の免震ゴムを開発した。名称は「X3Rシリーズ」。同社の高減衰ゴム系積層ゴム「X6R」が丸型のフランジなのに対し、X3Rは8角形の形状でフランジの面積を小さくした。弾性は約2倍の柔らかさという。
 サイズは、ゴム外径が直径600ミリ、700ミリ、800ミリの3種類、ゴム厚さは160ミリ(HMシリーズ)、200ミリ(HNシリーズ)の2種類をそろえている。
 免震工法は、建物と地盤の間に免震ゴムやダンパーなどの免震装置を設置し、地震の速くて強い揺れを、ゆっくり大きな動きに変えるとともに、地震のエネルギーを吸収して建物に力を伝えにくくする技術。
 近年、急速に普及が進み、東日本大震災でも効果が確認されている。同社は1983年に日本初の免震建物に免震ゴムを提供して以来、国内・海外合わせて5万基以上を出荷。国内メーカートップの実績を誇る。

ブリヂストン/低層向け免震ゴム開発/導入コスト25%低減

《日刊建設工業新聞》

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