薩摩川内市、コンベンション施設建設に5800万円の補正予算案 画像 薩摩川内市、コンベンション施設建設に5800万円の補正予算案

インバウンド・地域活性

 鹿児島県薩摩川内市は、開会中の市議会臨時会に提案する本年度一般会計補正予算案に川内駅東口に計画しているコンベンション施設の基本構想・基本計画・基本設計の業務委託費5800万円を計上した。予算が可決されれば早急に発注手続きに入り10月中にも業務委託する。業務は16年度に繰り越し、同年度の6月ごろをめどに基本設計まで終える意向だ。
 基本構想・基本計画で施設のコンセプトや規模、配置、事業スケジュールなどを具体化し、これに基づき基本設計を進める。業務の発注方法は今後決めるが、手続き期間を考慮し入札を行うことになりそうだ。予算案と併せて同業務の繰り越し関連の議案も提出するとしており、可決されれば16年5月から6月ごろをめどに基本設計まで完了する。その後、財源に充てる交付金に関する国の計画承認が得られれば、引き続き実施設計に着手する。
 コンベンション施設の建設予定地は平佐町にある駅東口の市有地8185平方メートル。過去に事業用定期借地としてにぎわい創出につながるような民間事業者からの施設整備提案を公募したが事業者が決まらず、未利用となっていた。
 施設規模は今後詰めるがホールを中心に3階建て程度となる見込みで、1000人規模の収容能力を備え、大規模な会議のほかイベントなど多目的に利用できる施設を想定。川内原子力発電所の重大事故などがあった場合の避難所としても活用する。
 国の原子力発電施設立地地域共生交付金を財源に充てる方針で、事業費が交付金の限度額である25億円を超える場合は一般財源などで負担することになる。
 関連して補正予算には総合防災センターの基本・実施設計費3440万円も計上しており、予算が可決されればこちらも16年度にかけて設計を進める。規模は未定だが本庁舎敷地内に6階建ての別館として建設することを想定。財源には本年度創設された国の原子力発電施設立地地域基盤整備支援事業交付金を活用する。

鹿児島県薩摩川内市/コンベンション施設建設/9月補正予算案に基本設計費計上

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 大都市で知られていない「高速バス」の成長

    大都市で知られていない「高速バス」の成長

  2. 京都府で「援農隊」スタート……1日から農業を手伝える人、手伝ってもらいたい農業者をマッチング

    京都府で「援農隊」スタート……1日から農業を手伝える人、手伝ってもらいたい農業者をマッチング

  3. 「恐怖の下り」判断を誤る…50キロのトレイルラン、記者が体験(3)

    「恐怖の下り」判断を誤る…50キロのトレイルラン、記者が体験(3)

  4. 渋谷区の"世界一汚いトイレ"、なぜ日本トイレ大賞をとれた?

  5. 富裕層インバウンドの法則その2

  6. 本日の新聞から:ロータリーエンジン、モーターショーで復活!

  7. 地上からの掘削なしで地下に大空間、大成建設が新工法「リボルバー」

  8. 自動化できない「曲げ寸法公差1mm」を実現するハンマー職人

  9. 日本刀の製法で新素材も打ち抜く鍛造抜き型

  10. 【地方発ヒット商品の裏側】海外アパレルも注目する世界一薄いシルク「フェアリー・フェザー」

アクセスランキングをもっと見る

page top