健康医療機器の拠点、千葉「東葛テクノプラザ」に設置 画像 健康医療機器の拠点、千葉「東葛テクノプラザ」に設置

インバウンド・地域活性

 千葉県は健康・医療分野で中小企業の試作品開発支援に乗り出す。従来のマッチングを中心とした医工連携から一歩踏み出す。12月にも県北西部の産業支援施設「東葛テクノプラザ」(千葉県柏市)内に専用スペースを設け、医療機器開発・交流の場とする。年度内に試作品開発のための専門人材を配置するほか、プラザ内に3Dプリンターを新設。基礎知識の習得講習会などをパッケージとした支援プログラムも始める。

 2015年度9月補正予算案に「地域連携による健康・医療ものづくり推進事業」として5000万円を計上した。国が14年度補正予算で創設した地方創生先行型交付金を全額活用する。約2000万円を投じて樹脂材料向け3Dプリンターを県が同プラザに設置。16年度から利用できる体制を整備する。

 また、試作品開発における総合的なサポートを担う「メディカル・コンシェルジュ」を3人配置する。同プラザには専門人材として企業同士のマッチング支援などを行うコーディネーター6人と人材育成・販路開拓支援を行うアドバイザー2人を配置している。15年度はこの専門人材が役割を兼務する見通し。

 さらに、医療機器の製造未経験企業向けの支援プログラムを始める。医療機器メーカーから集めたニーズ提供、知財や成功事例などを学べる講習会、2カ月程度の製作実習のほか、医師らによる試作品の評価を受けられる。25万円を上限に実習時の材料費を負担してもらえる。12月にも募集を開始。募集企業数は最大40社。

健康・医療機器の試作開発拠点を目指す千葉県の支援プログラムとは!?

《ニュースイッチ by 日刊工業新聞》

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