埋浚協、意見交換会で民間技術積極活用など7項目要望へ 画像 埋浚協、意見交換会で民間技術積極活用など7項目要望へ

インバウンド・地域活性

 日本埋立浚渫協会(埋浚協、鈴木行雄会長)は、国土交通省地方整備局などと今月30日から全国10カ所で行う15年度の意見交換会のテーマを決めた。「保有技術の積極的な活用」「適正利潤の確保と担い手の確保・育成」「働きやすい職場づくりと施工技術力の継承」の三つの観点から、海上工事の生産性向上につながる技術の評価・活用、適正な予定価格の設定など7項目を要望する方針だ。官民の協議の場の設置も提案。会員企業へのアンケートの結果を踏まえ、施工現場の課題の解決を目指す。
 =2面にアンケート結果
 要望7項目は、▽民間技術の活用▽海上工事の生産性向上に資する技術の評価・活用▽施工実態を反映した予定価格の設定と設計変更の確実な実施▽企業評価重視の試行工事と若手技術者育成型工事の条件見直し▽適切な工期設定と工事着手▽作業船稼働促進▽受発注者一体の安全管理。
 既設岸壁の基礎を注入固化して係船岸壁の深さと耐震性を増す工法と、桟橋の床版をプレキャスト(PCa)化して取り外しを容易にする「リプレイサブル桟橋」という港湾空港技術研究所と開発した技術、航路掘削土砂の減容化技術などの導入拡大を申し入れる。海上工事のPCa化をさらに進めるため、当初工事費が割高になる場合の対応を協議する意見交換の場の設置も求める。
 入札契約関係では、見積もり活用方式の積極活用、技術者をバックアップする企業の評点を高める試行工事の実施、若手を補助する技術者要件の緩和、工事着手時期の柔軟な設定などを要望。大規模災害の発生を想定し、作業船の係留施設・避難泊地の確保と維持に必要な事業の実施も求める。
 意見交換会の日程・会場は次の通り。
 ▽中部整備局=9月30日、名古屋銀行協会(名古屋市中区)
 ▽東北整備局=10月7日、ホテルモントレ仙台(仙台市青葉区)
 ▽北陸整備局=10月9日、ホテル日航新潟(新潟市中央区)
 ▽九州整備局=10月14日、ホテルセントラーザ博多(福岡市博多区)
 ▽中国整備局=10月28日、メルパルク広島(広島市中区)
 ▽関東整備局=11月12日、ワークピア横浜(横浜市中区)
 ▽近畿整備局=11月13日、オリエンタルホテル(神戸市中央区)
 ▽北海道開発局=11月18日、ニューオオタニイン札幌(札幌市中央区)
 ▽四国整備局=11月26日、リーガホテルゼスト高松(高松市)
 ▽沖縄総合事務局=12月1日、ザ・ナハテラス(那覇市)

埋浚協/9月30日から意見交換会/民間技術積極活用など7項目要望へ

《日刊建設工業新聞》

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