15年産リンゴ出荷は前年並み、潤沢に計画出荷徹底を 全果協 画像 15年産リンゴ出荷は前年並み、潤沢に計画出荷徹底を 全果協

インバウンド・地域活性

 全国果実生産出荷安定協議会(全果協)落葉部会は17日、東京都内で第4回りんご委員会を開き、2015年産の出荷量(主産8道県)を過去6年(09~14年)平均と比べ7%多い37万2498トンと見込んだ。潤沢な出回りだった前年並みの水準で、同委員会は、中生種と晩生種の計画出荷の徹底を確認した。

月別出荷量は11月まで前年比で微増、需要期の12月に前年比8%増の4万6507トンを計画する。主力の青森産の出荷量は29万5400トンと前年並みとなる見通しだ。長野産が4万8181トン、山形産は1万435トン、岩手産は1万トンなど、主力産地の出荷量は山形を除き前年を上回る計画だ。
 今年産の作柄は全般的に良好。複数の台風の接近・上陸や長雨、先週の豪雨など8、9月の異常気象で競合品目の梨や柿に影響が出る中、リンゴは各産地とも大きな被害がなかった。8月下旬からの低温で着色も順調だ。

 既に販売が始まっている「つがる」など早生種の出荷量は前年より2割多かったが、価格は前年並みを維持している(8月時点)。同委員会は「今年産の糖度は各産地とも例年より1高い。品質の良さが価格を維持した」と分析する。

 中生種は、春先の好天で5日程度前進している。大型連休明けには長野県の早場産地から「秋映」の出荷が始まる見込みで、早生種と重なり、量は潤沢になるとみられている。このため、同委員会では、価格が低迷しないよう、リレー販売を意識した出荷の徹底を各産地と再確認した。また、「ふじ」などの晩生種も現時点で生育が5日程度進んでいるという。

15年産リンゴ出荷 前年並み、潤沢に 計画出荷徹底を 全果協

《日本農業新聞「e農net」》

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