特許総合力1位はオルガノ、電気脱イオン装置関連技術 画像 特許総合力1位はオルガノ、電気脱イオン装置関連技術

インバウンド・地域活性

 パテント・リザルトは18日、「電気脱イオン装置関連技術 特許総合力ランキング」を発表。同社の特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、特許の質と量から、各社の特許を総合的に調査した。

 脱イオン水とは、不純物を含まない純水のこと。不純物は洗剤の効能を妨げるほか、各種検査装置に検出されてしまうこともあるため、化学や精密機械などの分野で様々な装置や器具の洗浄、各種検査装置の洗浄などに使用。さらに、飲料用としてもニーズが存在している。このため、純水を生成する技術・装置に対する需要は高く、薬剤を使わずに連続運転で効率良く純水を製造できる電気脱イオン装置が特に注目されている。

 ランキングでトップとなったのはオルガノで、2位は栗田工業、3位はGENERAL ELECTRIC。以下は4位にEMD MILLIPORE、5位にEVOQUA WATER TECHNOLOGIESが選ばれた。

 同ランキングのトップ5での比較として、1位のオルガノは「原子力発電の復水処理において、高pH値でも長時間の連続運転を可能とした電気脱イオン装置」などの特許に対する注目度が高く、注力する技術課題の状況としては「水質向上」の割合が最も多い。また、「スケール対策」「水質向上」「脱塩効率」を中心とした出願も多く見られた。

 一方、2位の栗田工業では「イオン交換体の充填密度や水とイオン交換体との接触効率が高く、脱塩室内で部分的に異なった電流密度の電流を流すことが可能な電気脱イオン装置」が評価された。他にも、3位のGENERAL ELECTRICが旭硝子から権利取得した「脱塩室の厚みを増すことで膜使用面積を抑え、同時に電気抵抗も低く抑えた、生産水量の大きい脱イオン水製造装置」なども注目を集めている。

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《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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