三井住友建設が旧耐震マンション改修…Tボーン耐震改修工法 画像 三井住友建設が旧耐震マンション改修…Tボーン耐震改修工法

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 三井住友建設は、旧耐震基準で建設されたマンション(東京都港区、1980年竣工)を、独自技術の「Tボーン耐震改修工法」を用いて耐震補強した。バルコニーの外壁面に鉄骨のT字形補強フレーム(Tボーン補強フレーム)を外付けして耐震性を向上させた。居住しながら短期間で耐震補強できる工法として、旧耐震基準のマンションなどを対象に積極的にPRし、補強工事の受注増を目指す。
 同工法は補強フレームをバルコニー側の外壁面に設置して補強フレームと既存建物とを一体化させ、地震時のエネルギーを吸収することで耐震性を向上させる仕組み。耐震性を示す耐震指標(Is値)が0・5以上の建物に有効という。工事のための建築確認申請など法的手続きも不要だ。
 施工は外部からバルコニー内に補強フレームをつり込むことで、大規模な足場が不要になる。住戸内での作業が原則発生しないため、居住しながらの施工が可能。外付けの架構を増設する従来工法と比較すると、工期とコストを低減できる。
 補強フレームが建物の外側に突き出ないので、外観デザインへの影響が小さく、建物周囲の空地が狭くなることもない。施工後も居住空間の快適性や眺望を損ねないのも特徴の一つだ。
 今回、同工法を採用したマンションはSRC・RC造10階建て延べ3608平方メートルの規模。賃貸住戸41戸と貸事務室3室で構成する。同社が耐震改修の設計・施工を担当した。

三井住友建設/旧耐震マンション改修で独自工法/T字鉄骨フレームを外付け

《日刊建設工業新聞》

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