横浜市の洋光台北団地集会所再整備でコンペ実施 画像 横浜市の洋光台北団地集会所再整備でコンペ実施

インバウンド・地域活性

 ◇審査委員に隈研吾氏ら
 都市再生機構は、団地再生のモデルプロジェクトとして、横浜市磯子区の「洋光台北団地」を対象とした建築アイデアコンペを行う。団地内の共用施設である集会所とその周辺外構の再整備に当たり、デザインや機能のアイデアを広く募集する。コンペの審査委員には、委員長を務める建築家の隈研吾氏をはじめ、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏、建築家の藤本壮介氏、東京大学教授の大月敏雄氏などが名を連ねる。最優秀案は、隈、佐藤両氏の指揮の下で実施設計が行われる予定だ。
 コンペの主催は、都市機構東日本賃貸住宅本部神奈川エリア経営部。18日から応募登録や作品応募を受け付ける。登録先は、団地の未来プロジェクト建築アイデアコンペ委員会(compe@danchinomirai.com)。
 現場見学会を経て、応募登録を12月10日、作品応募を同17日にそれぞれ締め切る。16年2月の1次審査で応募案の中から6作品を選出し、同年4月に公開プレゼンテーションを実施。最終結果は同年6月中旬に発表する予定だ。
 洋光台北団地(洋光台2の1)は、都市機構が洋光台地区に持つ3団地の一つ。JR根岸線洋光台駅から徒歩5分の位置にあり、主に5階建ての住棟で構成されている。子育てに適した緑豊かな屋外空間が特徴だが、完成から45年が経過し、居住者の高齢化も進んでいる。
 コンペの対象施設は、団地の中心にある「北集会所」(RC造平屋331平方メートル)。集会所の直下がアンダーパスになっており、これらを結ぶ大階段とサンクンガーデンが居住者のサークル活動などに利用されている。将来的に、集会所を多世代交流のコミュニティー拠点、地震などの災害時拠点にするなどの役割が期待されている。
 アイデア募集に当たっては、建物を建て替えるか、改修・増築するかは問わない。既存施設の機能を残した上で、どのような機能を新規導入するかは自由に提案できるようにする。提案の条件は、延べ床面積が350平方メートル以内、最大工事費が坪単位100万円程度とする。
 審査委員長の隈氏は、審査に当たって「欲しいのは集会所を超えた集会所、団地の未来を象徴する、懐かしくて新しい空間です」と期待を示している。

都市機構/洋光台北団地集会所再整備(横浜市)で建築アイデアコンペ実施

《日刊建設工業新聞》

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