福岡県・芦屋中央病院移転建替の基本設計完了 画像 福岡県・芦屋中央病院移転建替の基本設計完了

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 福岡県芦屋町は、町立芦屋中央病院の老朽化に伴う移転建て替えとして計画している新病院の基本設計概要を公表した。建物規模は本体棟RC造5階建て、エレベーター棟S造2階建て延べ約1万2000平方メートル。コスト面などを考慮して基本計画段階より床面積はやや縮小した。資材価格や労務費の高騰などにより事業費は基本計画段階より約5億5000万円増の約52億4000万円を見込んでいる。
 新病院の計画地は山鹿282の2ほか(敷地面積約2・26ヘクタール)。前面の道路と高低差があるため、新たに外周道路を整備し敷地内に利用者を誘導する。主要道路から来院する歩行者用にエレベーター棟と病院までの連続する屋根を設け、雨天時の通行に配慮する。
 病床数は現行と同じ一般90、療養32、緩和ケア15の計137床。建物規模はコスト面などを考慮し、基本計画段階より約800平方メートル縮小。基本計画では免震構造などを検討するとしていたが、階数を低く抑え、地震時にも機能を維持するのに必要な耐震性能を確保する。
 建物は3、4階に病棟を固め、外来部門や管理部門などと明確に機能を分ける。病棟は1フロアに2病棟を配置し、談話室など病棟機能の一部を共有することでスペースの合理化を図る。新規に導入予定の緩和ケア病棟は眺望に配慮し屋上庭園に面した4階に配置する。一般病棟の4床室はそれぞれのベッドサイドに窓を設けプライバシーに配慮した個室的多床室とする。
 資材価格や労務費の高騰により病院本体の建設費(設計・工事監理、測量などを含む)は基本計画段階より約3億7000万円増の約45億2000万円、警察協議により道路線形を大幅に変更する必要が生じたため道路整備などの土木費は約1億8000万円増の約4億4000万円を見込んでいる。
 本年度後半に道路整備などに着手し、並行して16年度の前半をめどに実施設計を進め、同年度半ばごろの本体着工、17年度後半の完成、18年5月の開院を目指す。設計担当はメイ建築研究所(福岡市博多区)。

福岡県芦屋町/芦屋中央病院移転建替/基本設計完了、事業費52億円に

《日刊建設工業新聞》

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