建設技術者育成拠点の富士教育訓練センター、建替始動 画像 建設技術者育成拠点の富士教育訓練センター、建替始動

インバウンド・地域活性

 建設技術者・技能者の育成拠点である富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)の建て替え工事が16日、始まった。同日行われた起工式に出席した北川イッセイ国土交通副大臣は、式典後にセンター内を視察。技能実習生として来日した中国人やベトナム人が建設現場に入る前の準備として受ける研修や、建築系多能工を育成するための訓練の様子を見て回った。
 視察には、谷脇暁土地・建設産業局長、木村実建設市場整備課長らが随行。センターを運営する全国建設産業教育訓練協会の才賀清二郎会長と菅井文明専務理事が各種訓練の内容を説明した。
 視察を終えた後、同行した記者団との会見に応じた北川副大臣は、「海外の方が日本に寄せる期待は技術・技能だ。そうした人材を育成するセンターで皆さんが頑張っている様子を見て感動した。今後もしっかりと育ててほしい」と述べた。今回着工した共用棟と宿泊棟に続き、2期事業と位置付けられる教室棟や本館を含めた全体計画についても言及し、「才賀会長も全体完成に意欲を示されている。建て替え委員会での継続した議論で実現を目指してほしい。国交省としても最大限の応援をしていきたい」と語った。
 今回の建て替え工事は、13年7月31日に太田昭宏国交相が現職大臣として初めて視察に訪れた際、老朽施設の建て替えに言及したことから本格的に動きだした。担い手確保・育成が建設業界全体の課題となる中、全国の教育訓練機関の「中核的拠点」として期待される同センターを造り直すことで、業界の人材確保・育成の取り組みも一段と活発化しそうだ。

富士教育訓練センター建替始動/北川イッセイ国交副大臣「全体計画実現へ最大限応援」

《日刊建設工業新聞》

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