出産、結婚などの「内祝い」…「お米」が人気上昇中 画像 出産、結婚などの「内祝い」…「お米」が人気上昇中

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 出産や結婚などの内祝い品として米を贈るケースが出てきた。米穀店などがインターネット販売を中心に仕掛け、人気が上昇中だ。包装に赤ちゃんの写真を印刷したり、贈る相手の名前を入れたりと、注文にきめ細かく応じている点が受けている。米消費が伸び悩む中、ユニークな販売手法で贈答需要をつかんでいる。

東京都目黒区の米穀店「スズノブ」は、子どもが生まれた時の体重と同じ重さの米を袋に詰めて贈る「赤ちゃん米」を販売している。容量は1グラム単位で調節できる。従来は3カ月に1度のペースだったが、約4カ月前からネットで受け付けを開始し、週1度のペースで注文が入るようになった。


米袋メーカーに特注している無地の袋には、注文した人が選んだ写真やイラストを載せられる。「母子ともに健康です」などのメッセージも入れられる。西島豊造社長は「遠くに住む両親や親しい友人などに贈る人が多い。同じ重さの米をプレゼントすることで、赤ちゃんを抱っこしている気分になれる」とPRする。

中に入れる米は、全国の産地と共同で生産に取り組む米「スズノブプロジェクトライス」の中から、客が好きなものを選ぶ。西島社長は「米の品質で違いを出せるのも、米穀店ならではの強みだ。これから取り組む業者が増えるのではないか」とみる。

主に贈答用の米をネット販売する「八代目儀兵衛」(京都市)は、内祝い用の商品が売り上げ全体の7割を占める。出産内祝いで利用する人が特に多い。内祝い用の米のセットは、1000円から3万円台まである。12種類のブレンド米を2合(1合142グラム)ずつ、色とりどりの風呂敷で包んだ十二単(ひとえ)シリーズ「満開」(3.6キロ5000円=税別)が最も人気を集めている。

メッセージカードや写真を無料で米と一緒に梱包(こんぽう)するサービスも、客から好評だ。同社ブランド戦略室の松下祐マネジャーは「内祝いで米を贈ってもらえば、幅広い世代に食べてもらえる」と期待する。

百貨店大手の三越伊勢丹は、ネットの内祝い向け商品の人気ランキングで、米が牛肉つくだ煮に次いで2位に入った。子どもの出生時の体重と同じ重さの新潟・魚沼「コシヒカリ」を詰め、和風の包装で飾る。ラベルには赤ちゃんの名前や誕生日、体重を明記できる。価格は5400円。同社は「年齢を問わず贈りやすい商品のため、人気ランキングの上位にきている」とみている。(市来丈、鈴木薫子)

出産、結婚・・・ 内祝いに米いかが 赤ちゃんと同じ重さ、写真・名前入り袋

《日本農業新聞「e農net」》

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