きのこ類、軒並み堅調…野菜品薄高で割安感 画像 きのこ類、軒並み堅調…野菜品薄高で割安感

ライフ

 きのこ類が軒並み堅調だ。9月中旬(11~15日)の価格は、エノキタケが平年より3割高いのをはじめ、マイタケやエリンギも、それぞれ1割上回る。天候不順で野菜が品薄高の中、「店頭の価格が安定しているきのこは消費者の手が伸びやすく、気候と相まって需要が伸びている」(卸売会社)ためだ。きのこ類の出荷が本格化する10月までは堅調相場が続きそう。

 9月中旬のエノキタケの日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1キロ326円と平年より77円高い。マイタケは841円で80円、エリンギは661円で63円それぞれ上回る。生シイタケは1076円と平年より8%高、シメジは488円で2%高い。卸売会社は「他の野菜と比べて価格が安定しており、多少仕入れ値が上がっても、相対的に安さを強調できる」と説明する。

 「野菜の価格が見通せない中で、きのこは安定して仕入れやすい商材」。こう話す首都圏で店舗展開するオーケーストアは、猛暑が和らいだ8月下旬から、きのこ類の売り場を拡大。エノキタケを1パック(200グラム)98円と値頃感を強調し、売り込んでいる。

 また、秋めいた陽気も消費者の購買意欲を高める。気象庁によると、8月下旬以降、西日本を中心に、全国的に平年より低い気温が続いている。同社は、根菜類などと合わせた温野菜や、同じく秋商材のサケと合わせたホイル焼きを提案し、販促を強めている。

 大型連休に向けて、果菜類は量が回復するものの、引き合いも強く、葉物も品薄傾向とみられている。卸売会社は「きのこ類の堅調相場は、出回りが本格化する10月までは続く」と見通す。

きのこ軒並み堅調 温野菜や焼き物向け 気温低下で需要増 野菜品薄高で割安感

《日本農業新聞「e農net」》

編集部おすすめの記事

特集

ライフ アクセスランキング

  1. 全日本教職員連盟委員長に岩野氏再任

    全日本教職員連盟委員長に岩野氏再任

  2. 注目集める緑色蛍光シルク……養蚕復興に新たな可能性

    注目集める緑色蛍光シルク……養蚕復興に新たな可能性

  3. 体罰・暴行の件数は減らず、新潟県教委調査

    体罰・暴行の件数は減らず、新潟県教委調査

  4. 高校生の政治的活動通知で教職員組合書記長が談話

アクセスランキングをもっと見る

page top