日本建築家協会会長、新国立競技場プロポーザルについて意見書 画像 日本建築家協会会長、新国立競技場プロポーザルについて意見書

マネジメント

 ◇発注者支援の専門家必要
 日本建築家協会(JIA)の芦原太郎会長は15日、新国立競技場の設計・施工者を決める公募型プロポーザル手続きに関する意見書を関係機関に提出した。実績要件などを満たす施工会社の参加が応募条件に含まれているため、建設会社とチームを組めない国内外の設計者・設計事務所の応募が事実上困難になっていると指摘。第三者的立場の設計者が不在では価格の透明性の確保などが難しくなるとして、発注者を支援する設計者などの専門家を加えた補完措置を検討するよう求めた。
 意見書は、新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議(遠藤利明議長)、新国立競技場の整備計画再検討推進室(杉田和博室長)、日本スポーツ振興センター(河野一郎理事長)の3機関に提出した。
 意見書では、業務要求水準書に周辺環境との調和が挙げられているにもかかわらず、建物の高さや外苑の景観への配慮など具体的な指針が設計条件からは読み取れないと指摘。コンセプトを十分に考慮した計画案の選定を強く求めた。
 情報公開に関する具体的な手続きも不明確だとして、情報公開を積極的に行うよう要請した。
 JIAが以前から設置を要望している建築設計の専門家を含めたアドバイス機構が情報公開に有効だと主張。さらに他の建築関連団体とも連携しながら専門家団体としてできる限りの協力を惜しまないと表明している。

新国立競技場/JIA・芦原太郎会長、整備プロポで意見書/設計者の応募困難

《日刊建設工業新聞》

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