目玉は水田・畑作政策の一元化! 農水省10月組織再編 画像 目玉は水田・畑作政策の一元化! 農水省10月組織再編

インバウンド・地域活性

 農水省が10月1日に行う組織再編の概要が14日、分かった。局長級として新設するポスト「政策統括官」の下に、現在は生産局で米麦や砂糖などの関連政策を行う農産部や、経営局が受け持つ経営所得安定対策の担当部署を移管する。水田・畑作政策を一元的に担う体制を整備するのが目玉だ。

 政策統括官は「農政上の重要課題の司令塔」として新設。当面は、これまでは複数の局にまたがっていた水田・畑作政策の担当部署を束ね、より課題に素早く対応できる体制を整える。生産局からは農産部と、同部の下で米の生産調整や米麦の国家貿易などを担当する農産企画課や穀物課、貿易業務課の他、甘味資源作物やジャガイモ、サツマイモなどを担当する地域作物課を移管する。経営局からは、経営安定対策室を移す。

 また、食料産業局には「輸出促進課」と「食文化・市場開拓課」を設置する。日本の農林水産物や食品の市場拡大を強化するのが狙いだ。生産局には、国産飼料の生産や利用を進めるため、「飼料課」を新設する。地方組織では、地域センターを廃止し、「地方参事官」を各都道府県に配置する。現場と農政を結ぶ役割を担わせ、地域の実情に応じた機動的な農政の推進を目指す。

 頻発する災害対策への対応を強化するため、大臣官房に「災害総合対策室」を新設するとともに「危機管理・政策評価審議官」を配置し、司令塔機能を集約する。また技術行政の強化に向け、技術総括審議官が農林水産技術会議の事務局長を兼務する体制とし、試験研究の開発から実用化、普及までを連携させることを狙う。
《日本農業新聞》

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