伊藤ハムが中堅の米久と統合、原価減・収益増を見込む 画像 伊藤ハムが中堅の米久と統合、原価減・収益増を見込む

マネジメント

 加工食品業界2位の伊藤ハムと同7位の米久は15日、両社取締役会で共同持株会社の設立を決定。経営統合基本契約書を締結し、経営統合すると発表した。

 今回の経営統合は業界での競争力向上を目的としたもの。伊藤ハムは食肉事業で牛肉・豚肉に強みを持ち、生産・物流・販売拠点を全国的に展開する。一方の米久は、豚肉・鶏肉に強みを持ち、関東・東海地方に生産拠点を持つ。こうした両社の強みを高め、弱みを補完することで、生産・販売力を高めるほか、生産から販売までのサプライチェーン全体で稼働率の向上を図る。

 また、スケールメリットの増大をいかし、原材料をはじめとした外部調達品の調達コストを抑制。原価を低減させつつ収益の増大を目指す。加えて、両社が持つ物流・間接機能を再編成し、効率化を徹底的に追求。それと同時に、新商品の開発力や取引先への提案力を強化する。

 今回の経営統合により、国内業界トップは日本ハムで変わりないものの、ハム・ソーセージ事業の売上では伊藤ハム・米久がシェア1位になる見通し。業界に与える影響は小さくない。

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《加藤宏之/HANJO HANJO編集部》

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