【大人の武者修行】ネッツトヨタ栃木・増渕さんが“四国管財株式会社で学んだ事” 画像 【大人の武者修行】ネッツトヨタ栃木・増渕さんが“四国管財株式会社で学んだ事”

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 サービス産業生産性協議会(SPRING)の主催で、「中小サービス事業者向け次世代経営人材育成事業」として実施されている「大人の武者修行」。中小サービス業者が自社の“次世代経営人材”を、サービス産業の優良企業に“武者修行”として一定期間送り出しサービス産業の極意を学ぶという、まさしく「ビジネスパーソンの武者修行」ともいえる取り組みである。

 そんな「社会人インターシップ事業」である「大人の武者修行」のシンポジウムが、都内で9月11日に開催された。

 昨年度の“修行者”を代表して登壇したのはネッツトヨタ栃木株式会社、総務・人材開発室の増渕勲さん。「大人の武者修行の学びをどのように活かすか」と題し、プレゼンテーションを行った。

 ネッツトヨタ栃木の本部に在籍し、営業の企画・推進業務を担当していた増渕さんは、昨年10月「大人の武者修行」への参加を社内で打診された。その時は「あまりに突然だったので正直悩みました」というが「これからの人生でこんな経験は絶対にない」「自分を成長させる最大のチャンスになる」という思いで打診を引き受けたという。そして、昨年12月1日から今年1月27日まで、高知県高知市でビルメンテナンス業を営む四国管財株式会社へ“武者修行”に赴いた。

 “修行”に赴くにあたり、会社から求められたのは「事業での課題解決のヒント」と「自分自身の成長に繋がるヒント」を持ち帰る事だった。増渕さんは、これまで「チームで働く職場づくり」「社内連携の強化」「ビジョンの啓蒙活動」を事業の課題として捉え、自身の課題として「情熱を持って仕事をする」「仕事を楽しむ」方法を模索していたという。

 これらの課題から、増渕さんは約100社の受入企業の中から「いちばん学び甲斐があるのでは」と感じた四国管財株式会社を選んだ。ビルメンテナンス業という職種について「きつくて大変」というイメージを持っていたという増渕さんだが、同社を選んだ理由について「ホームページを拝見したところ、スタッフの方の表情が生き生きと輝いていた」からと説明する。

 “武者修行”では「大小さまざまな会議、研修に参加させて頂きました」という増渕さん。現場スタッフが仕事上の悩みを経営幹部をはじめとした本部スタッフに吐露していた事や、スタッフ同士が遠慮せずに意見を言い合える環境であった事が、大きな学びになったという。増渕さんは「『現場と本部』『個人と会社』『個人間』の信頼関係をより強固なものにしている要因を修行中、ずっと探っていました」と振り返る。そして「自己責任」という考え方に、その要因があるのではとの結論に至ったという。

 同社の本社で事務作業をサポートする業務に携わった際は、“現場を徹底的にサポートする姿勢”が印象に残ったという増渕さん。「四国管財さんでは、現場の立場になって考える事を徹底されていました」という。

 今回の四国管財株式会社での“武者修行”で、増渕さんは「ビジョン・理念を実現した時の職場の雰囲気を疑似体験できた事」が「かけがえのない財産」となり、これまで以上に「自社をもっと良い会社にしたい」との思いが強くなったという。さらに、2ヶ月の間、会社を離れた事で「自社を客観的に見る事ができました」と成果を語る。

 “武者修行”を経て、今年の4月から自社の「風土改革プロジェクト」を担当する事になったという増渕さん。「四国管財さんで学んだ事を活かせば必ず成果はついてくると確信しています」と、今後の意気込みを語った。

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