有明海沿岸道路、熊本県内延伸へ杭打ち式 三池港IC連絡路 画像 有明海沿岸道路、熊本県内延伸へ杭打ち式 三池港IC連絡路

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 九州地方整備局が整備を進める有明海沿岸道路(有沿道)の「三池港インターチェンジ(IC)連絡路」(延長約2・7キロ)が現地測量に着手することになり13日、熊本県荒尾市の荒尾競馬場跡地で中心杭打ち式が開かれた。有沿道建設促進福岡県期成会、同熊本県期成会、九州整備局の福岡国道事務所と熊本河川国道事務所が主催。関係者で杭打ちを行い、有沿道の熊本県内での事業着手を祝うとともに、熊本方面へのさらなる延伸の実現を祈念した。
 関係者約230人が出席した式では冒頭、九州整備局の鈴木弘之局長が「有沿道の福岡県柳川市~大川市間の早期整備など全線で整備を推進していく。有沿道を通じた地域のますますの発展を祈念する」と式辞。
 熊本県期成会会長の大西一史熊本市長は「今回の事業区間は有沿道の実質的な2期区間。早期の全線整備へ関係自治体や期成会で連携して必要性を訴えていく」、福岡県期成会の古賀道雄大牟田市長は「有沿道の開通区間の沿線では企業や大学、商業施設の立地が進み、道路整備のストック効果が確実に表れている。熊本方面への延伸が実現すれば地方創生に欠かせない陸・海・空の交通ネットワークが完成する」と期待を込めた。
 蒲島郁夫熊本県知事は「有沿道は有明海沿岸地域の活力につながり、百年の礎として大きな役割を持っている。熊本県と佐賀県がつながることにも意味がある」、小川洋福岡県知事は「今後はアクセス道路の整備に力を入れ、地域の振興に努める。順調に事故なく工事が進められることを祈念する」とそれぞれ祝辞を述べた。
 その後、地元幼稚園の園児が道路の中心を示す「中心杭」を会場内に運び入れ、関係者で順に力強く杭を打ち込んだ。
 三池港IC連絡路は、大牟田市の三池港ICが開通後に発生した高潮浸水による通行止めなどに見舞われていることから計画。災害発生時にも道路機能を果たせるよう三池港ICから南側の荒尾競馬場付近までの連絡路を新たに整備する。荒尾競馬場付近で現道に接続するため、三池港IC付近が冠水し乗り降りできなくなった場合でも荒尾市にアクセスできるようになり、渋滞緩和などの効果が見込まれる。
 道路延長のうち福岡県側は約1キロ、熊本県側は約1・7キロ。車線数は2車線。道路構造は福岡・熊本県境までは切り土・盛り土、県境以南は高架を予定している。有沿道については2期区間として「大牟田市~長洲町」(大牟田市~熊本県長洲町、延長約9キロ)が福岡・熊本両県ですでに都市計画決定されているため、連絡路は都市計画決定されたルートに沿って整備する。概算事業費は約134億円。

九州整備局ら/有沿道・三池港IC連絡路整備/熊本県内延伸へ杭打ち式開く

《日刊建設工業新聞》

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