高松宮殿下記念世界文化賞に仏建築家ドミニク・ペローら 画像 高松宮殿下記念世界文化賞に仏建築家ドミニク・ペローら

海外進出

 日本美術協会(総裁・常陸宮さま)は10日、世界の優れた芸術家に贈る第27回(15年)「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者5人を発表した。建築部門ではフランスの建築家ドミニク・ペロー氏(62)が選ばれた。授賞式は10月21日に東京・元赤坂の明治記念館で行われ、受賞者にはメダルと感謝状、賞金1500万円が贈られる。ペロー氏はフランス生まれ。1978年にエコール・デ・ボザールで建築の学位を取得し、81年にパリにドミニク・ペロー建築事務所を設立した。89年に「フランス国立図書館」(95年完成)の国際コンペを36歳の若さで勝ち取り、世界中の注目を集めた。
 メタル・メッシュ(金属の編み目)を内外装に取り入れ、建物を地中に潜り込ませる斬新な造形を創出しながら、周囲の景観や歴史的背景を損なわずに調和させるデザインに定評がある。ドイツ・ベルリンの「自転車競技場・オリンピック水泳プール」(99年)、ルクセンブルクの「欧州連合司法裁判所」(08年)などを手掛け、現在はベルサイユ宮殿デュフォー館改修に携わっている。日本との関わりも深く、大阪・梅田の「大阪富国生命ビル」(10年)を設計した。97年にミース・ファン・デル・ローエ賞を受賞している。10月22日に鹿島KIビル(東京都港区)で受賞記念講演会が開かれる。

美術協会/高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者発表/10月21日表彰式

《日刊建設工業新聞》

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