鬼怒川左岸堤防緊急復旧、鹿島と大成建設で着工 画像 鬼怒川左岸堤防緊急復旧、鹿島と大成建設で着工

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 関東地方整備局は、記録的な豪雨の影響で一部決壊した鬼怒川左岸側堤防の応急復旧工事に着手した。10日夜から災害協定を結んでいる関連企業が作業車両の進入路の拡幅や施工ヤードの整備に着手。協力要請を受けた日本建設業連合会(日建連)は会員企業に応急復旧工事への対応を打診し、整備局との協議を経て鹿島と大成建設の2社が施工を担当することが決まった。11日から1週間程度で荒締め切り工と護岸工、2週間程度で鋼矢板による締め切り工の完成を目指す。
 9~10日にかけて関東・東北地方南部に降り続いた大雨により、茨城県常総市三坂町の鬼怒川左岸堤防(盛り土構造・護岸なし、堤防高さ約4メートル、堤防敷幅約30メートル)の一部が決壊。10日午後0時50分ごろの決壊時の破堤幅は約20メートルだったが、11日朝の時点では約200メートルに広がっている。浸水範囲(10日調査時点)は鬼怒川と、その東側に並行する小貝川に挟まれた約20平方キロメートル。
 応急復旧計画では、根固めブロックや割栗石を投入する荒締め切り工、遮水シートとのり覆い工による護岸工を先行して実施し、11日から1週間程度で決壊口を締め切る。その後、1週間程度かけて鋼矢板による締め切り工で補強して二重に締め切るとともに、本復旧工事の準備を行う。11日朝には専門家による現地調査を実施し、堤防の土質構成や決壊箇所の痕跡(落ち掘りなど)を確認。今後、応急復旧工事と並行して、被災箇所の計測や決壊メカニズムの分析など詳細調査を進め、本復旧工事の計画作りに役立てる。整備局では決壊部の応急復旧対応のほか、排水機場と排水ポンプ車などによって鬼怒川からの湛水を排除する作業を10日夜から実施した。被災地の啓開・復旧事業に当たる茨城県建設業協会では、水が引き始めた場所から、会員企業らが道路上の土砂の撤去作業を進めている。

関東整備局/鬼怒川左岸堤防緊急復旧、鹿島と大成建設で着工/2週間で二重締切

《日刊建設工業新聞》

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