【回転窓】個人の力を磨く入札契約制度 画像 【回転窓】個人の力を磨く入札契約制度

インバウンド・地域活性

 2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の整備問題。当初の計画が白紙撤回された末に、新たな整備計画が固まり、公募型プロポーザル方式で設計・施工を一括で担う事業者の選定手続きが始まった▼設計には一つとして同じものがなく、規格品を買う物品購入とは違い、金額の多寡だけでその良しあしを判断するのは難しい。選定には金額を競う入札は不向きとされ、企業の創造性や技術力から最適者を選ぶプロポーザル方式が普及しつつある▼ただ、技術力を重視しながら価格も織り込んで落札者を決める総合評価方式という選定方法もある。地方自治体などの中には、やはり価格を重視して入札で設計者を選ぶところも依然少なくない▼対応する企業はどう見ているのか。ある建設コンサルタントの関係者は「入札は切磋琢磨せっさたくまにならない」と断言する。価格を競っても技術者個人の能力向上にはつながらないからという▼日本の優れた技術力を支えているのは、それぞれ個人の技術者の能力でもある。国際競争力の強化や技術力の継承のために、個人の力を磨く視点も入札契約制度には欠かせない。

回転窓/個人の力を磨く入札契約制度

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

    「爆買いツアー」終焉で貸切バス需要が急減。バス業界の今後は?

  2. 東京都・勝どき東地区再開発、大江戸線勝どき駅をつなぐ地下通路を新設

    東京都・勝どき東地区再開発、大江戸線勝どき駅をつなぐ地下通路を新設

  3. 虎ノ門・麻布台地区再開発、高さ330m複合ビルなど総延べ82万平米計画

    虎ノ門・麻布台地区再開発、高さ330m複合ビルなど総延べ82万平米計画

  4. 遊休物件のコテージが、シーズン稼働率9割を実現した理由

  5. 京都市で歴史的建造物の曳家工事を公開、100年前のレンガ建物が元の位置に!

  6. 造幣局東京支局跡地の開発、2エリアに分け地区整備検討へ

  7. 仙台駅前・さくら野百貨店跡地利用、市が後押しへ

  8. 成田空港、周辺自治体が第3滑走路新設に理解

  9. 中野区の区役所・サンプラザ地区再整備、本格化!

  10. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

アクセスランキングをもっと見る

page top