関東整備局、鬼怒川堤防決壊の応急復旧作業の検討急ぐ 画像 関東整備局、鬼怒川堤防決壊の応急復旧作業の検討急ぐ

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 関東・東北地方南部に降り続いた大雨で10日、茨城県常総市新石下の鬼怒川左岸側(東側)堤防が一部決壊した。鬼怒川を河川する関東地方整備局は、排水ポンプ車や照明車などの災害対策用車両を現地に派遣するとともに、ヘリコプターによる空中からの現地調査を開始。崩れた堤防の応急復旧作業の実施を急いでいる。最初に鬼怒川の破堤を確認したのは午後0時50分ごろ。崩れた堤体の延長は当初約20メートルの規模だったが、徐々に範囲が広がり、午後1時30分ごろには約80メートルにまで広がった。常総市は、鬼怒川の東側の住民を川の西側に避難させるなどの対応を急いだ。
 関東整備局によると、関東管内の直轄河川堤防が決壊したのは1986年の小貝川以来となる。既に着手している現地調査の結果を踏まえ、早期に応急復旧の対策工を固めるとしている。過去に国が行った浸水被害のシミュレーションでは、今回の被災箇所から約750メートル下流の地点で鬼怒川左岸の堤防が決壊した場合、鬼怒川と、その東側に並行する小貝川に挟まれた3700ヘクタールのエリアで、0・5メートル未満から5メートル未満までの深さの浸水被害が起きると推定。浸水の可能性がある住戸数は6900戸に上ると試算していた。エリア内には関東鉄道常総線も通っている。

豪雨災害/茨城県の鬼怒川で堤防決壊/関東整備局、応急復旧作業の検討急ぐ

《日刊建設工業新聞》

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