JOGMECと出光興産、インドネシア褐炭の事業化スタディ 画像 JOGMECと出光興産、インドネシア褐炭の事業化スタディ

海外進出

JOGMEC 出光興産と共同スタディ契約を締結
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、出光興産と「インドネシアにおけるコプロダクション型褐炭改質技術の可能性の検討」に関する共同スタディ契約を9月1日付けで締結したと発表した。

今回の共同スタディでは、インドネシアにおいて確認されている石炭埋蔵量の約4割を占める“褐炭”の利用について、事業化の可能性を探る。

実施費用については、JOGMECと出光興産が50%ずつ負担し、知的財産権が生じた場合には、その権利も半分ずつになる。

決め手は「コプロダクション」海外ライセンスも利用し低コストでの実用化を目指す
“褐炭”は、インドネシアにおける石炭埋蔵量の約4割を占めるといわれているものの、水分が多く、発熱量が小さい上、自然発火し易い性質を持つため、充分に活用できていないのが現状だ。

もちろん、以前から様々な方法で改質技術が検討されてはいたが、どれも経済的な理由から商業化には至っていない。

そこで今回、この“褐炭”から改質炭、合成油、ガスを併せて生産する「コプロダクション」という手法を用いて高付加価値な製品を製造し、パイロット試験などを経て、事業化することの可能性を探る。

また、今回は、海外の企業が所有するライセンスを利用する。ガス化や液化と比較しても、投資コストを低く抑えられる見込みだ。

石炭分野における現場ニーズを技術的に支援
JOGMECは、今年度から、石炭部門に技術支援事業部を新設し、日本企業が権益を持つ操業現場や石炭鉱山開発に関して、生産技術や実用化の可能性(FS)を評価するための技術的支援を実施している。今回の共同スタディは、今年度採択案件の2件目だ。

事業費の上限は、1件あたり年間1億円以内とされており、うち、JOGMECの負担分は5,000万円以内としている。

また、事業の採択件数の目安は2件から3件程度としており、今年度分の公募は、10月30日まで引き続き行われている。

JOGMECと出光興産 “褐炭”の商業利用実用化に新アプローチ

《インドネシアニュース》

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