農産物の収穫適期を予測…1か月前・誤差2日で実用化 画像 農産物の収穫適期を予測…1か月前・誤差2日で実用化

マネジメント

 NTTデータおよび三井住友フィナンシャルグループの一員であるJSOLが、農産物の生産・販売や農業法人のサポート事業を行うトップリバーと連携。農業生産者向けの収穫予測モデルを実用化した。

 この収穫予測モデルは、レタスの収穫予測の検定と改善を重ねて安定化に成功したもの。従来は生産者が経験などに基づいて予測を行っており、収穫の1か月前に前後1週間ほどの誤差で計画調整を行っているケースが多かった。

 しかし、この精度では収穫適期の見極めが難しく、廃棄ロスの発生を十分に抑制することができない。有効積算温度法のような統計手法を利用する生産者もいたが、気温以外の要素を考慮しないため、環境変化に対応しきれないという課題があった。

 今回の収穫モデルでは複数の圃場、品種のデータを解析し、生育に影響する要素を蓄積。収穫1か月前に、誤差2日ほどの精度で収穫適期予測を行うことが可能になったという。収穫適期の予測精度向上により、農業生産における廃棄ロスを見込むとのことだ。

 JSOLは今後、データ蓄積の少ない新品種や大幅な気候変動リスクといった点の精度向上を進め、研究成果の普及を図っていく。

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《こばやしあきら》

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