札幌駅南側で再開発 プロポーザル公募 画像 札幌駅南側で再開発 プロポーザル公募

インバウンド・地域活性

 札幌市は7日、「札幌駅交流拠点先導街区事業化検討業務」の公募型プロポーザル手続きを開始した。JR札幌駅の南側にある合計約2・3ヘクタールの街区=図参照=で、駅前のにぎわい創出拠点となる市街地再開発事業などの事業化に向けた検討を行い、土地利用方針などを盛り込んだ整備基本構想案をまとめる。29日まで市民まちづくり局都心まちづくり推進室で、持参か郵送による参加申請書と企画提案書の提出を受け付ける。10月1日に書類審査を行い、同6日にヒアリングを行う。10月中にも委託先を決定する予定。
 市の競争入札参加資格があることなどが応募条件。グループでの応募も可。グループの場合は代表者と契約を結び、残りの構成員は協力会社となる。履行期間は16年3月23日。契約金額の上限は450万円程度。業務では、JR札幌駅の南側にある市有地「北5西1街区」と、その西側にある民有地「北5西2街区」の一体的な整備に向けた検討を行う。
 北5西1街区の面積は約1万3600平方メートルで、駐輪場や駐車場として使われている。北5西2街区はJRグループの所有地で面積は約9300平方メートル。現在は商業施設「札幌エスタ」やバスターミナルなどがある。駅前という好立地条件を生かした交通や人流などの拠点整備に向けて、事業化方策を検討する。事業手法では、土地区画整理事業などのほか、商業施設が老朽化していることを考慮し、市街地再開発事業による商業施設の建て替えなども視野に入れる。基本構想案には、2街区の土地利用方針や導入する機能、事業スケジュールなどを盛り込む予定。同街区の開発をめぐっては、市が設置した学識経験者らによる「札幌駅交流拠点再整備構想案策定委員会」が、12年に市への提言「札幌駅交流拠点再整備構想案」をまとめている。構想案によると、同街区では市街地再開発事業などを適用し、土地の高度利用による交通結節機能の再編などを提案している。12年の提言後、市のまちづくりを取り巻く状況が流動的になっていたため、同市はこれまで2街区の再整備事業について検討を保留していた。ここに来て北海道新幹線の札幌延伸や、同市の2026年冬期五輪招致への立候補が正式決定したことなどを受け、駅前街区整備の事業化検討に着手することにした。

札幌市/札幌駅南側で再開発可能性調査/事業化検討業務プロポ公告

《日刊建設工業新聞》

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