マレーシアのスコミとチェコのシュコダ、鉄道車両メーカー同士で協定
マネジメント
2日、マレーシアの車両メーカー、スコミ・エンジニアリング社は、チェコ共和国の車両メーカー、シュコダ・トランスポーテーション社とのパートナーシップ協定を結んだと発表した。
この協定により両社は、ライト・ラピッド・トランジット(LRT)とマス・ラピッド・トランジット(MRT)車両の開発を共同で進めていくこととなる。
世界に向け新しい製品を
スコミ・エンジニアリング社のCEO Kanesan Veluppillai氏は、この協定によりスコミ社は、より広範囲の地域のLRTとMRTに関する鉄道建設プロジェクトに参加できる機会を得ることができるとし、両社の技術、製品、サービスを融合すれば、世界に向け提供できる新しい車両を生み出していくことができるとした。
一方、ヨーロッパで大きな存在感を示す、シュコダ社は、現在、すでに中国市場への参入を果たしており、スコミ社とのパートナーシップ協定が、アセアン地域周辺各国での市場開拓への突破口となることを期待している。
スコミ社、各国で事業展開
スコミ社の新型4連結車両モノレールはクアラルンプールですでに運行されており、同社は、現在、インド、ムンバイで進行中の、2016年完成予定のモノレール計画にも携わっている。
また、ブラジルでも3つの事業が進行中だ。
車両メーカのスコミ社 業務提携
《マレーシアニュース》