名港、船舶大型化対応や自動車輸出機能集約へ 計画案 画像 名港、船舶大型化対応や自動車輸出機能集約へ 計画案

インバウンド・地域活性

 名古屋港の基本計画改定を審議している「名古屋港基本計画検討委員会」(委員長・須野原豊日本港湾協会理事長)は、3日に開いた第5回会合で最終案をまとめた。施設配置では、船舶の大型化に対応した飛島ふ頭南側コンテナバースの延長、金城ふ頭への完成車取り扱い機能集約などが盛り込まれた。同委員会は学識経験者や港湾関係者らで構成する。同港の港湾計画改定に向けて、名古屋港管理組合が12年10月に設置、おおむね20年先の長期計画、10年先を目標とした基本計画について議論を進めてきた。
 最終案によると、施策の柱は△物流・産業△安全・安心△交流・環境-の3本。物流・産業では、取扱貨物量が今後も増加すると見込み、港湾機能や交通アクセスの強化を図る。特に、船舶の大型化に対応するため、飛島ふ頭のコンテナターミナルを強化するほか、完成車取り扱い機能の効率化、飛島ふ頭と弥富ふ頭を結ぶ道路「飛島弥富ふ頭線(仮称)」の新設などに取り組む。安全・安心では、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備え、耐震バースの充実などハード・ソフトの防災・減災対策を進める。最終案は、10月開催予定の名古屋港審議会に提案される。
 最終案に盛り込まれた主な新設施設は次の通り。△飛島ふ頭東側コンテナターミナル=マイナス15メートル耐震バース延長350メートル×2、ふ頭用地6ヘクタール△鍋田ふ頭コンテナターミナル=マイナス11~12メートル耐震バース延長250メートル×2、ふ頭用地4ヘクタール△飛島ふ頭南側コンテナターミナル=マイナス16メートル耐震バース延長400メートル、ふ頭用地8ヘクタール、マイナス14メートル航路・泊地△金城ふ頭=マイナス12メートルバース延長260メートル、マイナス11・5メートルバース延長430メートル、マイナス8・5メートル耐震バース延長270メートル、港湾関連用地12ヘクタール、ふ頭用地2ヘクタール▽弥富ふ頭=マイナス14メートルバース延長340メートル、マイナス10メートル耐震バース延長170メートル、港湾関連用地34ヘクタール△飛島ふ頭=港湾関連用地21ヘクタール、同11ヘクタール△北浜ふ頭=マイナス7・5メートル耐震バース延長130メートル△横須賀ふ頭=マイナス7・5メートル耐震バース延長130メートル△中航路=マイナス14メートル延長400メートル△飛島弥富ふ頭線(仮称)=4車線道路新設△ガーデンふ頭=マイナス10メートルバース延長290メートル(80メートル延伸)。

名港基本計画改定検討委が最終案/船舶大型化対応や自動車輸出機能集約

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 富裕層インバウンドの法則その4

    富裕層インバウンドの法則その4

  2. 【地元から日本を盛り上げるキーパーソン】主婦3人から始まった町ぐるみの6次化、道の駅もてぎ

    【地元から日本を盛り上げるキーパーソン】主婦3人から始まった町ぐるみの6次化、道の駅もてぎ

  3. 1匹2000万円!? 新潟県で棚田育ちのニシキゴイ、海外富裕層の注目で輸出額倍増

    1匹2000万円!? 新潟県で棚田育ちのニシキゴイ、海外富裕層の注目で輸出額倍増

  4. 訪日外国人専用!「まるっと福岡」西鉄電車・バスで乗り放題チケット!

  5. 虎ノ門・麻布台地区再開発、高さ330m複合ビルなど総延べ82万平米計画

  6. 高速バスが先手!京急と東急による「羽田空港―大崎駅線」開始

  7. ノーベル賞の晩さん会で注目! 高級食材としてのウズラ肉に注目!

  8. 幻のホームの活用法!? 東京メトロ、銀座線コンペ第4弾を公募

  9. 東京都・豊海地区再開発。189メートルのタワーマンション2棟建設

  10. 渋谷区の"世界一汚いトイレ"、なぜ日本トイレ大賞をとれた?

アクセスランキングをもっと見る

page top