川辺川ダム砂防事務所に「土砂災害対策分室」を設置 画像 川辺川ダム砂防事務所に「土砂災害対策分室」を設置

インバウンド・地域活性

 九州地方整備局は1日、九州防災・火山技術センター(福岡県久留米市)の分室として川辺川ダム砂防事務所(熊本県相良村)に土砂災害対策の専門組織「土砂災害対策分室」を設置した。近年頻発する土砂災害に迅速・的確に対応するため、川辺川流域の険しい山地部を活用し土砂災害対策に有効な技術の開発や職員の研修・訓練などに取り組む。4日に現地で開所式を行う。土砂災害対策分室の職員は九州防災・火山技術センターの副センター長を兼ねる高畑栄治川辺川ダム砂防事務所長をトップに、同事務所職員9人の計10人が兼任する。
 主な取り組みとして山地部を活用して土砂災害対策に有効な機器や運用方法の開発などの技術開発を実施。職員を対象に大規模土砂災害発生時の緊急調査や渓流点検の実地訓練を行う。球磨村や水上村、五木村などのモデル地区での自治体を対象とした訓練や住民・自治体向け勉強会・研修会、現場レベルでの連絡会議や合同訓練など出先機関の連携強化などにも取り組む。
 主な災害対策用機械などとして鹿児島県の口永良部島の噴火対応にも派遣したヘリコプターで空輸可能な小型パトロールカー、危険箇所でも遠隔操作で作業が可能なロボットアーム式簡易遠隔操縦装置「ロボQ」、衛星通信と組み合わせることで山間地からも詳細な映像を送れる簡易画像伝送装置などを配備する。

九州整備局/土砂災害対策分室を設置/山地部活用し技術開発や訓練

《日刊建設工業新聞》

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