群馬県コンベンション施設基本計画改定案、施設整備を段階実施へ 画像 群馬県コンベンション施設基本計画改定案、施設整備を段階実施へ

インバウンド・地域活性

 群馬県は、高崎競馬場跡地(高崎市岩押町、約10・8ヘクタール)へのコンベンション施設整備で、13年3月に策定した基本計画の改定案をまとめた。従来の計画では想定していなかった段階的な施設整備を目指すことにし、延べ1万平方メートルの施設を先行整備。最終的に延べ2万平方メートルの規模に拡張する。17年度着工、19年度完成、20年度のオープンを予定している。用地費・防災関連事業費を除く総事業費は約280億円。新たな基本計画は、意見募集を経て10月に正式決定する。従来の基本計画では、展示施設は延べ1万6000平方メートルとしていた。改定案では施設の基本コンセプトとして、▽これから50年後の群馬県をはばたかせる社会インフラ▽首都圏、東北、北陸・信越、東海のハブとなる大規模なコンベンション施設▽高崎駅周辺の都市機能をはじめ県内各地域との効果的な連携▽災害時における防災拠点としての機能-の4項目を挙げた。
 施設規模は、会議運営会社などへのヒアリング結果を踏まえ、当面は一定の需要が見込まれる延べ1万平方メートルの多目的展示場を先行整備。ホテルをはじめとする周辺利便施設の整備の進展や施設の利用状況を踏まえて増設を検討し、将来的には展示場の面積を延べ2万平方メートル程度の規模に拡張することを想定する。整備手法はPFIなど民活的手法ではなく県が直接設計・工事などを発注する従来方式を採用する。高崎競馬場跡地は、JR高崎駅東口から約1キロの位置にあり、市街地に残された数少ない大規模未利用地。土地の約7割を県と高崎市が所有。残り約3割は民有地のため取得する必要がある。施設の設計では、展示会や即売会だけでなく、コンサートなど多目的に利用できるよう音響への配慮を施す。各種の学術会議、国際会議、試験会場など多様な利用に対応して分割利用しやすい施設構成も目指す。駐車場は2000台規模。周辺環境に配慮して緑地帯なども整備する。

群馬県/コンベンション施設基本計画改定案/施設整備を段階実施へ

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発。各社の戦略は?

    「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発。各社の戦略は?

  2. 富裕層インバウンドの法則その3

    富裕層インバウンドの法則その3

  3. 渋谷区の

    渋谷区の"世界一汚いトイレ"、なぜ日本トイレ大賞をとれた?

  4. 富裕層インバウンドの法則その4

  5. 遊休物件のコテージが、シーズン稼働率9割を実現した理由

  6. セグウェイ超えられるか? 滋賀のベンチャーがハンドル操作の電動一輪バイクを市販へ

  7. インバウンドと30代の女性のニーズは被るらしい

  8. 日本刀の製法で新素材も打ち抜く鍛造抜き型

  9. 本日の新聞から:ロータリーエンジン、モーターショーで復活!

  10. 横浜北線、3月18日に開通。物流効率化や地域活性化へ

アクセスランキングをもっと見る

page top