大日本コンサル、新中期計画の策定に着手 新ブランド技術の確立など 画像 大日本コンサル、新中期計画の策定に着手 新ブランド技術の確立など

マネジメント

 大日本コンサルタントは、16年7月にスタートする新中期経営計画の策定に着手した。8月31日に東京都内で開いた決算説明会で高久晃社長は、新たな経営目標値について「現状と変わらない規模を想定している」と述べ、15年6月期と同程度の売上高、利益を想定していることを公表した。得意の橋梁分野に続く新たなブランド技術の確立によるシェア拡大、海外事業の強化などに注力し、将来的には「一回り、二回りも大きくする」とも強調。将来的には売上高150億円超の実現も視野に入れる方針を示した。15年6月期業績は、売上高136億1百万円(前期比4・4%増)、経常利益8億31百万円(0・9%減)、純利益2億60百万円(28・7%減)。4期連続で増収を達成したが、財務体質の強化を目的に固定資産売却による減損処理を行った結果、4年ぶりの減益となった。
 高久社長は「今期は、現行の中期経営計画(3カ年計画)の3年目に当たる。既に経営目標はクリアした。新たな計画の策定に入る」と説明。現行の計画で掲げている事業戦略については踏襲し、得意の橋梁分野に続き、国土強靱(きょうじん)化、インフラ維持管理、地方創生、国土形成などのコア分野での新たなブランド技術の確立による規模拡大、マネジメント事業(PPPなど)、港湾関連事業、再生可能エネルギー事業など新規分野の育成、海外事業の強化に注力する方針を示した。売上高、利益などの新たな目標値も「大きな路線変更はない」と述べた。海外事業については「現在は売上高が5億円未満だが、早期の10億円以上規模の達成を目指し、人材育成と社外組織との連携体制の整備・強化を図る」と説明した。高久社長は将来展望にも触れ、海外子会社のNEベトナムと、国内子会社のNEテクノの事業規模の早期拡大と、全国の協力会社との連携強化による受注の受け皿の拡充にも力を入れ、受注を今より大きくする考えも示した。16年6月期の業績予想は、売上高140億円(2・9%増)、経常利益8億20百万円(1.3%増)、純利益4億20百万円(61・5%増)。

大日本コンサル・高久晃社長/新中期計画の策定着手/新ブランド技術を確立

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

マネジメント アクセスランキング

  1. 虎ノ門一丁目地区再開発、1月6日に都が組合設立を認可

    虎ノ門一丁目地区再開発、1月6日に都が組合設立を認可

  2. 【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(4)】番号制度の誤解と本質的な狙い

    【本音で訊く! マイナンバーの深層&真相&新相(4)】番号制度の誤解と本質的な狙い

  3. 人手不足で29社が倒産、後継者不在と求人難が中小企業経営の重要課題に

    人手不足で29社が倒産、後継者不在と求人難が中小企業経営の重要課題に

  4. 機能性乳製品続々……シリアル専用・花粉症対策など

  5. あなたの会社は大丈夫?従業員30人未満の企業に多い労働相談

  6. 移動可能な事務所「オフィスカー」のレンタル開始

  7. コマツ、日本トイレ大賞大臣賞受賞!

  8. レクサス・マレーシア、2.0ターボ搭載の「IS200t」を発表

  9. 親族外承継という選択肢「事業引継ぎ」と向き合う、後継者不在による廃業防げ

  10. 日銀短観で人手不足が深刻、中小企業は新卒採用難で下方修正も

アクセスランキングをもっと見る

page top