建設業振興基金が技能訓練募集、労働者緊急育成事業 画像 建設業振興基金が技能訓練募集、労働者緊急育成事業

人材

 建設業振興基金(内田俊一理事長)は、厚生労働省から受託した「建設労働者緊急育成支援事業」で、31日に訓練生の募集を始める。未就業者などを対象に基礎知識・技能の習得や資格取得のための職業訓練を行い、就職先をあっせんする。約200人の第1弾募集は、振興基金が中央拠点として富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)などで実施する合宿方式の5コースと、各業界団体と連携した地方4拠点の5コース。同日開設する専用ホームページなどで参加を呼び掛ける。
 職業訓練の対象者は、離・転職者、新卒者、未就職卒業者や定時制高校の生徒などで、年齢制限は設けていない。とび、鉄筋、型枠、設備、仕上げといった職種の技能者を主に養成する。未経験者でも参加できる。厚労省は5年間で5000人を育成する計画。振興基金が受託した初年度分では600人を募集する。
 今回、中央拠点として振興基金が募集するのは、▽重機オペレーター▽躯体系技能者(建築)▽同(鉄筋)▽土木系技能者▽仕上系技能者(内装)-の5職種。訓練は11月から来年3月にかけて、それぞれ2週間程度、職種ごとに1~4回実施する。毎回12人程度(内装は6人程度)を募集し、それぞれの資格取得のための訓練などを行い、入職に備える。修了者の就職あっせんを行うため、振興基金は厚労省から無料職業紹介の実施許可を得ている。
 建設業団体などと連携した地方16拠点のうち、今回募集するのは、全国クレーン建設業協会神奈川支部の「重機オペレーター(移動式クレーン)」、兵庫県建設業協会の「躯体系技能者(型枠、鉄筋、とび土工)」、宮崎県建築業協会の「躯体系技能者(とび、型枠、鉄筋)」と「仕上系技能者(内装)」、沖縄産業開発青年協会の「躯体系技能者(型枠、鉄筋、足場)」の4拠点5コース。沖縄は9月24日から、その他も10~11月にかけて訓練を始める。その他の拠点、コースも準備が整い次第、募集を行う。訓練会場は、拠点ごとに用意する。各地方拠点でも、無料職業紹介を行えるよう許可取得を準備中だ。
 現段階で決まっている募集人員は合計418人。今後、中央拠点が首都圏で実施する通所型の定時制高校生向け訓練や、地方拠点で調整中のコースなどを合わせると、募集人員は600人に達する見込み。訓練の情報は、専用ホームページ、各労働局、ハローワーク、各団体に配布するパンフレットを通じて周知する。

振興基金/労働者緊急育成事業、初弾200人募集/技能訓練と就職あっせん

《日刊建設工業新聞》

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